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文字数 344文字

いつもあなたを探してる
通勤時、コンビニでも
風が心地よく感じる夕暮れの散歩だって
こんな時間や場所にいないってわかってる
わかってるけど
あなたに会えたらって
あなたと会えそうな場所を探してる

ある田舎の夏祭りで
聞き覚えのある声
「久しぶり、ひとりになっちゃった…」
ぼくは
ぼくと待ち合わせをしてた友人に
さよならをして
ひとりあなたの待つ場所へ急ぐ
あなたに会いたかったんだ!
そんなこと言えないけど
花火がぼくのこころ弾ませる
花火なんてそっちのけ
あなたが隣にいるって
その空間が心地よい
ずっと、ずっと
あなたを探してたから
今日はあなたを一人占めしてもいいよね?
周りなんてどうでもいい
知り合いだろうとただの風景
あなたに触れたい
あなたの手に触れたい
こころに触れたい
あなたと一緒に見た花火は
あなたと一緒の記憶になるかな?






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