第1話

文字数 458文字

 猛暑日の日が続く。
 暑くて体がだるい。

 そんな中、爽快な酒にはまった。
 作り方は簡単だ。甲類の焼酎(亀甲宮焼酎、通称「キンミヤ」や極上宝焼酎など)の水割りを作る。そこに、青唐辛子を2~3本、斜切(はすぎ)りにして入れる。完成!!(写真↓)

 最初はほとんど唐辛子の味がしない。が、段々と唐辛子の刺激が強くなる。飛び上がるほど辛くはないが、飲んだ後に
 ピリッ!!
とくる。甘さゼロ、ベトベト感ゼロの飲み口爽やか系だ。

 調べたところ、似たような焼酎の飲み方があった。それは「金魚」だ。甲類の焼酎の水割りに鷹の爪に代表される赤唐辛子と大葉(しそ・青紫蘇(あおしそ))を入れて出来上り。金魚が水槽で泳ぐさまをグラスで再現した焼酎の粋な飲み方として紹介されている。
 私の飲み方は「金魚」もいなくて「水草」だけだ。
 金魚のいない焼酎。
 「水草」に使われる青唐辛子の辛味成分「カプサイシン」には、代謝を促進したり、発汗を促す作用がある。水にはほとんど溶けないが、アルコールには溶けやすい。だから猛暑の夏には飲んで体に効く。

 んだんだ!!
(2023年8月)
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