ある日、いる。

僕は桃田弥生。新社会人で今日は初の仕事をこなした。
「疲れた・・・」
「ただいまー」
でも誰も居ない。
「ブーン・・・」
「えっ？」
誰かいた。
「君は？」
「ブーン・・・」
と走る何か。
「ちょ、ちょっと」
「？」
止まった。
「あぁ、走るの気持ちいいだお」
「？」
喋った。
「シャベッタァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ！」
と夜で大きな声が。
「君誰？」
「内藤ホライゾンだお」
聞いたこともない。
「へぇー」
白に塗られたボディ、そして顔文字のような顔。
「なぜか来たんだお」
「えっ？」
不法侵入では？
「これからよろしくだお」
「お、おう」
とハイタッチした。
これが内藤ホライゾンの出会いだった。