第1話

文字数 708文字



天才の条件は能力ではなく、内に籠っていることです。

黙っているから内に籠っているとか、引きこもっているから、内に籠っている。
それはイメージの問題で、多く社会的教育の効果で、黙る方がいいと躾けられたから、黙っている。
外に出るより、中に、快適なソフトやツールがあるから引きこもっている。

これは、内に籠っているということとは、全く違うものです。

外側にあるものの影響下に意識が抜けていない。囚われている。
それを籠っているとは、言わない。

インディアンの山籠り教育は、その内に籠らせることで、大人になって貰うという教育なのです。
山に籠っても、外側にあるものの影響下から、意識が抜けないことがある。

それはエセ内篭り。有名な尊師の歌を聞いても、たけのこ族の掛け声にしか聞こえない。
ヤンキーなのです。内に籠っている人の内容ではない。

早く迅速に仕事をこなすことは、能力として誉です。
自分の頭で論理を組み立て、物事にあたり対処することとは、全く違うこと。
自分の頭で論理を組み立て、物事にあたると当然遅くなる。
結果として、いい発想がクオリティ高く、纏められたとしても、それは、能力第一主義の考え方だと、大変効率が悪い。

内側に意識を集中することで、無限の波動とエネルギーを外に発することが出来る。

内に籠らないと始終外に答えを求める困った子供のままになってしまう。大人になる。それはうちへ籠ることの修行の積み重ねなのです。

女性を抱くことは、外に答えを求めることだから、大人になることとは違う。総数として、子供を作らない人が絶えるとは思えないから、子供のまま大人になった人を責めても仕方ない。

早熟とは、子供の内から内篭りしてしまった人間のことです。
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