第6話『OPPENHEIMER(オッペンハイマー)』

文字数 430文字

クリストファー・ノーラン監督作
『OPPENHEIMER(オッペンハイマー)』
 (180m、字幕:石田泰子)観て

「マンハッタン計画」を主導した
原子物理学の徒ロバート・オッペンハイマーが
原子爆弾開発を通して積み上げた業と苦悩、
結果として、より大きな脅威で
満たされることとなった人間の世界を描く。

プロメテウス神話的な観点から語られる
原子核物理をもって真理を追究しようとした
探求者が、核分裂によってもたらされる
力を取り出すことに成功した結果、
得たものは、魂を焼かれる刑罰だったという
人が抱える恐ろしい業と欲望の物語。

知恵の実であるリンゴに毒を入れてしまった男と
その実に魅せられる人間たち。その恐ろしさ。

メインで対立関係となるキリアン・マーフィと
ロバート・ダウニーJrが当然目立ってるけど、
この人も出てるのと、驚く。
トルーマン役ゲイリー・オールドマンには
最初、気づかなかった。
マシュー・モディーン、久しぶりに見たぜ。

対になる映画として「フォン・ブラウン」を
作ってしまえ。

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