第12話
文字数 837文字
休日の退屈な午後の夜。
トゥルーロマンスの活動は1ヶ月のプチバカンスで私はゆっくり休んでとメンバーの3人にLINEした。
病み垢のコハクというSJKからDMが来ていた。
「体調が悪くて学校もバ イトも休みがちです。コハクなんて生きてる価値ないですよね。咲月さんは時々あたたかいリプしてくれるからDMしちゃいました」
私は2時間前に届いていたDMに急いで返信した。
「落ち込んでるコハクちゃんもかわいいよ。そっか、両方上手くいかないのはなかなかへこむよね。
でも自己否定ばかりしてたらさらに落ち込んじゃうから、なんかかわいい動物の動画でも見て癒されとこ?」
私はコハクちゃんに長文DMを送った。
すぐさま返信が来て、「ネコとか好きですニャ〜。咲月さんやっぱり優しくてありがたい」と短いメッセージ。
コハクちゃんは自撮りを載せないタイプの病み垢でどんな姿なのか気になる。
声フェチな人間としては通話垢辺りが上げるサンプルボイスを聞くのが趣味だったりする。
唐突に眠くなってきた私は起きてからさらにコハクちゃんの様子を見守ろうと思った。
何で病み垢のコは守ってあげたくなるようなけなげな子が多いんだろう。
ああ、ダメだ。
睡魔がわた……し……を襲……う。
目を覚ますともう夕方でなんだか損した気分になった。
コハクちゃんのツイートをさかのぼりつつ見ると、しにたいの羅列が飛び込む。
学校かバイトのどちらかでイヤなこと思い出したんだろうか。
何でいくら寝ても眠いものは眠いんだろう。
ふああ、とあくびをして私はふぁぼ爆した。
最新のコハクのツイートにリプしてみる。
「ラーメンつけ麺ボクイケメン!」
確か小学生くらいの時に流行ってた気がする芸人のギャグを飛ばした。
「ふふ、酔ってるんですか?」
そうコハクちゃんからは早い返信が来た。
即レスなコなようだ。
「久しぶりにそこそこ寝たからか嬉しさの甘りハイテンションになった」
「ODでもしてるのかとも思った」
私も少し病んでるけど薬は怖いからあまり飲まないようにしている。
ううっ、眠い。
トゥルーロマンスの活動は1ヶ月のプチバカンスで私はゆっくり休んでとメンバーの3人にLINEした。
病み垢のコハクというSJKからDMが来ていた。
「体調が悪くて学校もバ イトも休みがちです。コハクなんて生きてる価値ないですよね。咲月さんは時々あたたかいリプしてくれるからDMしちゃいました」
私は2時間前に届いていたDMに急いで返信した。
「落ち込んでるコハクちゃんもかわいいよ。そっか、両方上手くいかないのはなかなかへこむよね。
でも自己否定ばかりしてたらさらに落ち込んじゃうから、なんかかわいい動物の動画でも見て癒されとこ?」
私はコハクちゃんに長文DMを送った。
すぐさま返信が来て、「ネコとか好きですニャ〜。咲月さんやっぱり優しくてありがたい」と短いメッセージ。
コハクちゃんは自撮りを載せないタイプの病み垢でどんな姿なのか気になる。
声フェチな人間としては通話垢辺りが上げるサンプルボイスを聞くのが趣味だったりする。
唐突に眠くなってきた私は起きてからさらにコハクちゃんの様子を見守ろうと思った。
何で病み垢のコは守ってあげたくなるようなけなげな子が多いんだろう。
ああ、ダメだ。
睡魔がわた……し……を襲……う。
目を覚ますともう夕方でなんだか損した気分になった。
コハクちゃんのツイートをさかのぼりつつ見ると、しにたいの羅列が飛び込む。
学校かバイトのどちらかでイヤなこと思い出したんだろうか。
何でいくら寝ても眠いものは眠いんだろう。
ふああ、とあくびをして私はふぁぼ爆した。
最新のコハクのツイートにリプしてみる。
「ラーメンつけ麺ボクイケメン!」
確か小学生くらいの時に流行ってた気がする芸人のギャグを飛ばした。
「ふふ、酔ってるんですか?」
そうコハクちゃんからは早い返信が来た。
即レスなコなようだ。
「久しぶりにそこそこ寝たからか嬉しさの甘りハイテンションになった」
「ODでもしてるのかとも思った」
私も少し病んでるけど薬は怖いからあまり飲まないようにしている。
ううっ、眠い。