第1話

文字数 180文字

男と女に、共感はない。
男と女は永遠の対。
そこに共感はない。
男に寄せるものは、可哀想だということ。
女に思うものは、悪い済まない。
それだけだ。
自分の目的のために、利用する。
そこに共感もなければ、可哀想もない。
夕の闇に雲が広がって、そこに烏が飛んでいる。
遠くの空を見ている老人の目を見ている。
そこに映るものは、やはり悪い済まないと言う目。
それを見て思う。可哀想だと。
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