ひと熱の恋

[恋愛・ラブコメ]

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 物から熱を奪い温度を下げることができる能力を持って生まれた僕は、高校1年生の秋、熱を与えるという真逆の力を持つ女子生徒と出会い、近々予定されているデートを見守ってほしいと頼まれる。

 僕らの能力は、感情に応じて意図せぬ形で働いてしまうことがあるからだ。

 互いにリスクを補い合える僕たちは、その後も交流を深めていく。