銀の雨はカンダタの糸

【三題噺十一】「念力」「ペンギン」「残業」
千両:享年19歳 
万両:享年52歳
久野:事件当時39歳 享年57歳
先生:”念”の多能工化インストラクター(ランクアップ管理部門所属、通称カンダタ選別係)

目次

完結 全1話

2024年05月20日 22:53 更新

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世界観が好き

こういうファンタジーを書かせたら、もう佐久田さんの独壇場ですね! 仏教的な、それでいてリアルな現実性もある世界観がとても好きです。 「お供えの〇〇」を二人で食べるシーンも、しみじみとした味わいがあっていいですね…… そして、ラストの一行!なんだか深遠な宗教哲理を垣間見たような気持ちです……すごいです!!

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近未来的仏教世界

佐久田さん、いつも面白いお話を読ませていただきまして、どうもありがとうございます! このお題で、この物語とはお見事です!! 最後の「蓮の花が風に……」という一文が、余韻があって美しいと思いました。 伝統的な宗教(仏教)をフレームワークとしつつ、どこか近未来的な(SF的な)死後の世界が描かれていて、すごく新鮮に感じました。自分ではこういう発想、まったく思い浮かばないです。 本作は、佐久田さんの『ロビー』とも重なるような世界観ですよね。 本作も『ロビー』でも、佐久田さんの描かれる死後の ... 続きを見る

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六道の果てに

どうやったらこういうシステムを思いつけるんだろう、と感嘆するばかりです。しかも無理なくするすると読めて、すんなりと入り込めちゃうところが、またすごい。さすがです! 得手勝手な思い込みや言動から他人に危害を加えておきながら、一ミリも自己を省みることなく自分の利益だけを追い求めるどうしようもない小狡い輩、残念なことに、リアルに存在しますよね……。 先生の言葉はどれも深く、はっとさせられるものばかりですが、後半の台詞はとくに胸に響くものがあります。 スーパーフレアがめっちゃリアルタイム! ... 続きを見る

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小説情報

銀の雨はカンダタの糸

佐久田 和季  202004

執筆状況
完結
エピソード
1話
種類
一般小説
ジャンル
SF
タグ
【三題噺十一】
総文字数
1,995文字
公開日
2024年05月19日 13:21
最終更新日
2024年05月20日 22:53
ファンレター数
3