先日、僕の新連載『廃園のトロンボーン』が当日ランキング１位を獲得出来ました、ありがとうございます！！　お読みくださっているみなさまのおかげです、連載、良いスタートが出来ました。これからも精進していきます。
この作品は、〈詩〉を巡る物語として構想されています。本当は『修羅街挽歌』で詩の話も深く取り扱う予定だったのですが、作品をすっきりさせるために、『修羅街挽歌』の方は、アカデミックなことなどをあと数話語って詩についての言及は少なく完結させることにしました。
僕は『密室灯籠』という私小説でも語っている通り、詩作や作曲を若い頃、していました。２０代半ばから詩作は辞めてしまったけれども、類は友を呼ぶのか、詩人の知り合いは今も多いです。ネットだけでなく、普通にリア友でも、ポエムをひっそりと書いている友人がいて、たまにその友人のポエムを読んでいます。今年、湯田温泉の中原中也記念館へ行ったり、いわき市の草野心平記念文学館へ行ったりなど、再び僕自身が詩と向き合う機会が増え、詩や歌詞を書いていた１０代の総括を今ごろになって、詩という側面からもする必要性が出てきて、今回、『廃園のトロンボーン』を（エッセイである修羅街挽歌とは独立させて、フィクションであるこの作品で）書く運びとなりました。記録的なことに関しては、僕の宣伝チャットノベル『早退届』や、noteの記事などをご覧ください。
この『廃園のトロンボーン』ですが、現在ストックが今月末までの分までしかなく、しかし、出来れば１０万文字近く書く予定ですので、長い目で見てくださると嬉しいです。その他の連載も抱えていますが、取り急ぎ詩について書く必要性があったので、『修羅街挽歌』と対をなすかたちで、連載を急スタートさせたので、『文芸部あふたー』と『早退届』以外の連載が滞っています。ですが、ほかの作品も必ず完結させていきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。ではではみなさま、良い小説の日々をお過ごしください。はぴはぴ。

2023年 09月26日 (火) 20:03｜コメント（0）