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こんにちは

外道日記の時間です


さて、皆様におかれましては普段からゲームをやっていることと存じます

現在、中国でテレビゲームの規制が進行しており、中国の人々は自由にテレビゲームを遊ぶことができない状況が続いています

日本国内では中国当局への非難が続いておりますが、そのテレビゲーム規制について筆者は思うことがあったので筆を執らせていただきます


さて、皆さんはゲームの定義をどのようにとらえるでしょうか?

スマホで遊ぶソーシャルゲーム

パソコンで遊ぶFPS

テーブル上で行う将棋

スタジアムで行うサッカー

実に様々な方法で人はゲームを遊びます


ゲームの定義を設定するということは、残念ながら現状においては不可能と言わざるを得ません

それほどまでにゲームは進化と発展を遂げました

昔々、哲学から数学が生まれ、哲学の道から独立したのと同じように、ゲームも一口にゲームと言ってしまうと語弊が発生する言葉になっていることをまずはご留意ください


ここで、日本国内におけるテレビゲームの規制についてお話したいと思います

現状、日本国内の課金制ソーシャルゲームには、ユーザーが投じた金銭が適正数値で、ガチャに反映されているかどうかを監査する組織が実在します

この監査に通過しなかったゲームは販売を渋られることも多いです

まあ、監査を行っているのですから、審査を通過する前提で制作するのが当然で、実際には抜かずの刀になっています


そうです、現在、日本では自力でゲームの規制を行っているのです、それも適切な形で


では次にテーブル上で行う将棋はどのような状況になっているのでしょうか?

当然将棋は課金をすることなく、一度買ってしまえば延々と続けられる競技として皆さんも認識されているかと思います

ところが、将棋の世界は非常にシビアで、本気で遊んでいる人たちは、勝つか負けるかの中で、薬物中毒と半ば変わらない精神状態にあると言われています

将棋ロボットになりたくないなら一日の対局は3回まで、と唱える人も現れるほどです


続いて、人類にとって最も歴史が長いスポーツで競い合うゲームはどうなっているでしょうか?

オリンピックでドーピングをした選手が金メダルを取ってしまったことは言うまでもないと思います


以上のことを踏まえて、一口にゲームを規制すると言っても非常に難しいのが現実問題として発生するのです


続いて、ゲームを規制することの実現可能性を考えてみましょう


はい、不可能です

皆さんが小学生の時に少年ジャンプをクラスメイトで回し読みしたとき、集英社の編集者があらわれて、それは秘密裏に入手したジャンプであると警告してきたでしょうか?

youtubeでアーティストの音楽を聴いたときに、ソニーから通報を受けた警察があらわれて皆さんを逮捕したでしょうか?


仮に中国でゲームを遊んだことによる刑罰が実行されたとしたら、ゲームを遊んでいる人があまりにも多いため、刑務所は溢れかえり、労働者が刑務所に送られたことで工場の生産ラインはストップ、工場で物が生産されないので中国の経済は大打撃を受けてしまいます


現に筆者がネトゲを遊んでいると中国人が結構な割合で現れます

おかげさまで、対戦相手の外国人に、負け惜しみで、everyone hate cinese.と言われることすらあります

秋照という名前から中国人だと勝手に推測したのでしょう


とする一方で、皆さんがソーシャルゲームに費やしたお金はどのくらいに上っているでしょうか?

ネットを眺めているとガチャで金を大量に溶かしました、という悲鳴がたまに聞こえてきます

そのくらい、ソーシャルゲームは人々の射幸心を射止め、お金を巻き上げていく恐ろしい一面もあります

ゲームを全て規制することは不可能ですし効果がないですが、ガチャによって借金を背負ってしまう人や親の金を盗んでしまう児童が現に存在するのは看過できません


アメリカのマフィアでは違法な薬物を売ってユーザーを捨てながら利益を上げるよりも、密造やコピー商品のほうがユーザーが長生きして利益も長生き、昔より儲かっているし、マフィアのグループも増えました、という報告すらあります

その点、ガチャはユーザーの金を巻き上げ破産させその後の人生を破壊してしまうあたり、アメリカのマフィア以下の存在なのです


そう言う考えのもと、ゲームを規制するという行為はあながち間違いではないと考える人もいるのではないでしょうか?

とはいえ、水ですら大量に飲んでしまえば死に至るわけで、用法容量を守らないことが一番の原因であることは間違いありません


現状、ゲームとの付き合い方は個人の裁量に任せられてしまっている部分があまりにも多いのです

自己防衛するという考えをここでは妥協して提唱させていただきますが、もっと有効な手段は恐らく存在するでしょう

中国当局にしても、テレビゲームを禁止することにより、国民がゲームへの付き合い方を一考する機会を与えられれば、実現できるかどうかはさておき、具体的な効果はあるのではないでしょうか


人間が文字を獲得した瞬間に文明を築かざるを得ないように、人類がゲームという概念を手に入れた瞬間、もう後には戻ることができないというのは想像に難くないと思います

これから先ゲームがどんな社会的な役割を持っていくのか、筆者としては考えさせられます


末尾となりますが、日本で仮にパチンコを全て規制したとしても、多くの人々がDMMgamesに流れるだけなので何の意味もないよね、と愚考している

作品タイトル:現代の開拓地から

エピソード名:テレビゲームを禁止することに妥当性と効果はあるのか?

作者名:秋照  akiteru

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