セリフ詳細

「いいですか? これでは意味が通じません。たとえば、バナナと言ったら黄色です。もしくは、すべる、です。バナナからスキーでは、意味が飛躍していて通じません。バナナ、すべる、スキーが意味の通る一般的な思路です。でも、それだけです。練習しましょう。瑠璃仁様になら、きっとできます。瑠璃仁様なら、困難な道でも、一歩一歩、確実に進んでいけば、その先に、きっと輝かしい未来が開けます。三歩すすんで二歩下がる、それでも大丈夫です。瑠璃仁様の努力と、諦めない強さは、今まで瑠璃仁様ご自身を支えてきたんですよね。それに、僕も加わります。心強いことに、春馬さんだって付いています。ね、だから自信を持ってください。できますよ。もう一度、論壇に立つことができます」

作品タイトル:一条家の箱庭

エピソード名:ケース1 一条瑠璃仁×統合失調症(5/5)

作者名:友浦  tomoura

37|ミステリー|連載中|7話|44,338文字

精神科, 看護師, お仕事, 執事, 医者, 統合失調症, 医療, 幻覚, お嬢様

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加藤白夜(23)は都心に豪邸を構える一条家の住み込み看護師だ。
一条家には精神を病んだ住人が複数名暮らしている。
お抱えの精神科医針間と共に一条家の謎を紐解いていく先に、見えるものとは?

ケース1 一条瑠璃仁×統合失調症
ケース2 一条勝己×解離性同一性障害
ケース3 一条椋谷×健康診断
ケース4 渡辺春馬×境界例

長編小説『四次元の箱庭』もどうぞ!(別作品です)
https://novel.daysneo.com/works/c6eb84d316f7f633c80e05992067ec7e.html
※時系列としては『四次元の箱庭』→『一条家の箱庭』ですが、それぞれ単独作品としてお楽しみいただけます。
※一日一話ペースで公開していけるよう頑張ります。
イラスト担当愛華様ILLUSTDAYSページ→(ID:a1k_xx00) https://illust.daysneo.com/illustrator/a1k_xx00/