セリフ詳細

『西部が加担したことにより、南軍の勢力は増し、北部への侵略が始まりました。とうとう私たちの街も侵略され、先日、街全体が火の海に包まれ、ウォーズリー家の牧場はもちろん、ブランシャール家のお屋敷ももう跡形(あとかた)もなく、なにもかも焼き尽くされました。私も旦那様も、命からがら混乱に(まぎ)れて北部から逃げてまいりました。まずはご報告をと思いまして、ブランシャール様とレイラ様のところに立ち寄らせていただきました』

作品タイトル:ふたりの嘘つきさん~嘘からはじまった恋~

エピソード名:#06 私が“レイラ・ドリス・マクレーン” になる![1]

作者名:聖ゆうな  rukiA1119Merci0z

49|恋愛・ラブコメ|連載中|22話|40,408文字

恋愛, 嘘, 戦争, 共幻コン

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それは祖母の一言からはじまった。祖母には文通相手がいる。その相手は、昔、結婚を誓い合った相手。祖母の願いは、自分に万が一のことがあったら、自分になり切って手紙を書き続けてほしいという。祖母になり切って手紙を書き続けていたある日、文通相手が会いに来ると言って!

※写真素材は「足成」さんと「Pixabay」さんからお借りしています。