セリフ詳細

まず、ロックは以下のとおり述べる。

神は、人間を次のような被造物に創造された。すなわち、神は、「人独りいるのは善からず」との判断から、人間を、必要性、便宜、性向という強い拘束の下に置かれて社会をなさざるをえないようにされるとともに、社会を存続させ享受させるために、人間に知性と言語とを与えられたのである】[『統治二論』:P384]

作品タイトル:「市民社会」と「公共性」あるいは「国家」とは何か?

エピソード名:15 ロック『統治二論』(3)

作者名:千夜一夜読書人  nomadologie

51|社会・思想|連載中|25話|58,896文字

市民社会, 公共性, 社会哲学, 哲学, 思想, 社会学, 政治, 民主主義, 国家

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「市民社会」と「公共性」、及び「国家」について学説を整理しながら考えていきます。