セリフ詳細

ホントよね。私はもう、戦争になって周囲が焼け野原になっても、原発だけは残ってるぐらいに考えてたわよ。まさか地震と津波でメルトダウンだの、水素爆発だの起こすなんてねえ。

作品タイトル:春のおしゃべり

エピソード名:第4話

作者名:観月  tukinoniwa

22|ノンフィクション|完結|5話|6,266文字

エッセイ, 3.11, 友情, 東日本大震災, 原発事故, 福島県, 【エッセイ賞】, スマイルジャパン

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2011年3月11日におきた巨大地震と原発事故のために、福島県県北地域に住む私は、どこに出かけることもできずに、家に閉じこもらざるをえませんでした。
この年小学校に入学する予定だった息子は、学校に行くこともできないばかりか、外で遊ぶことすらできません。卒園式も行えなかったし、入学式の予定もたたないまま自宅待機が何日も続きます。
そんな中、遊びに来てくれた高校時代の友人と、思う存分おしゃべりに花を咲かせたことは、今でも忘れることができない思い出です。

アイコンは公式のものを使用しました。作中使用させていただいたイラストは、イラストACさんに掲載されていたものです。イラストに作者さんのプロフィールページへのリンクを貼ってあります。