セリフ詳細
話しにくいことを教えてくださり、ありがとうございます。
柔らかな物腰の文章にいつも癒されております。
至道流星様
ご指摘ありがとうございます。参考にしていきたいです。
金額を聞いたのは、それを行えるのかを知りたかったからです。至道様のおっしゃっていることから、それは無理だということがわかりました。
ただし、私はwebの書き込みには、少し懐疑的です。資金的にはいいのかもしれませんが、不確定要素が多すぎます。書き込んでくれる人がいなければ盛下がります。今回も書き込むことに、かなり勇気をもって行っております。それで反応がなければ、『筆を折ろう』という気持ちにすらなります(思うだけですけど)。書き込む人は、そういう気持ちで書いていると思います。それに、批判されるのも怖くて、それぞれが躊躇してしまう。議論を避けてしまう。その対策はありますか? また、内輪ウケにならない対策はありますか?
私は『来た人、読んだ人を楽しませることが本来の目的ではないか』と思いました。本は無くても生きて行けます。本がなくなっても死にません。でも、なくなりません。それにお金を出す人だって、まだたくさんいます。でも、本が売れないから……。それは、ただの言い訳ではありませんか? 娯楽を必要としている人はたくさんいらっしゃいます。でも、小説がその娯楽に達していないのだと思っています。
『お金が目的ではないけれど、お金がなければ生きていけない。だから、もうからない出版は止めて行こう。』
だから、本屋さんがつぶれたり、サイトが閉鎖になったりしているのではありませんか?
思い切ったことをすべきだと思うし、その思い切ったことをしているのが『リデビュー小説賞』なのではありませんか? それなのに『お金がかかるからリアルイベントはしません』宣伝する気が疑われます。だから『無理をしてでもリアルで行え』ではなくて、それなりの準備は本当に必要だと思います。でも、無理をせずに行けるルートがあるように思います。それを見つけるための議論が必要です。
そこで、私ができることですが。話を書くことしかできません。でも、それなりの経験を持ち、それなりの文章を書くことができます。以前、至道さんは『マンガ家は小説家よりもその能力を高める努力をしている』と読めることを書いていらっしゃいました。私は文字を書くことは多くの人ができると思いますが、それを他人に読ませるレベルにするにはかなりの努力が必要だと思っています。そのレベルに達している人が、リデビュー小説賞に応募されていると思っています。面白い物語が出てくる土台はあると思います。
資金がかからないからと言って、webのみでのイベントはどうかと思います。必要がないと言っているのではありません。それは他にもたくさんあるのではありませんか? ローリスクハイリターンなら、他でやっている人がいるのではありませんか? ユーチューバーの血のにじむような努力は、行きすぎな行動につながっています。それでは長期的に見るとダメです。
土台がしっかりしていないのに、上に家を建てたら直後はいいかもしれませんが、すぐに崩れます。着実に行う必要があります。経験が豊富な至道様なら、そのノウハウがあると思います。何がよくて何が悪かったのかというアイディアを出していただければと思います。
とにかく私は、『面白い話』を書くことに全力を投入しています。
『だから、それを売り込んでください』と言うのは間違った態度なのでしょうか?
『面白い話が、必ずしも売れるわけではない』
それは、本当のことなのですか?
作品タイトル:NOVEL DAYS リデビュー小説賞 座談会(第二部閉幕!)
エピソード名:リデビュー小説賞 座談会 #2-2
★228|創作論・評論|完結|9話|126,227文字
【リデビュー小説賞】, 講談社タイガ, 講談社ラノベ文庫, 講談社ノベルス
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「NOVEL DAYSリデビュー小説賞 座談会」
現在第二部も終了いたしました。
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■参加者
司会:作家 至道流星
講談社ラノベ文庫 編集長
講談社タイガ 編集長
リデビュー賞応募者のプロ作家の皆様
■開催概要
講談社が主催する「NOVEL DAYS リデビュー小説賞」についての座談会を開催いたします!
この賞を開催するにいたったの経緯や、現在の出版市況、小説に対する思いなどを、縦横無尽に熱く語っていただきます。
「リデビュー小説賞」の応募資格をお持ちのプロ作家の方々からのコメント、ご意見、ご質問なども大歓迎です。
*応募者や応募検討中の方へのご質問などにもお答えいたしますので、今回の座談会への参加者(書き込める方)は「リデビュー小説賞」への応募資格のあるプロ作家の方に限らせていただく形にて開催してみます。
座談会は、2018年10月18日(木)の16時頃~1週間後の25日16時頃までを予定しております。
リデビュー小説の開催概要はこちらをご覧ください。
https://novel.daysneo.com/award/kodansha001.html
*こちらの座談会は開催当時の紹介です