セリフ詳細
(1)作家ができる広告宣伝手法について
(2)作家としての継続の仕方、生き残り方について
これ、実は両方同じ答えが一つあります。
講談社タイガが目指す方向の一つとして、「作家性」「作家買い」があります。
今、漫画はもちろん、ラノベも、おそらく、なろう系も、作家ではなく、タイトルで買われることが多いですよね。かつての文芸は、シリーズ買いではなく、著者買いのほうがメジャーでした。
それが、今は非常に難しくなっています……。
つまり、何が言いたいか、というと、その作品一冊、一シリーズのファンではなく、その著者のファンになってくれる方向性、ですね。なので、SNSでのファンとの交流、とてもいいのではないでしょうか。
ただ、今、宣伝なども含めて、刹那的に、新作、その一冊だけ、なりがちなのは、前に書いたように悩みどころです。
もちろん、SNSの使い方やネットリテラシーは必要になります。
あ、大前提として、作品が面白いこと、は絶対必要ですけれども(汗)
こういう目標があるので、講談社タイガは、流行りジャンルを書いてください、というよりは、あなたの作家性、オリジナリティのあるものを書きましょう、10年後も読み続けられるものを書いてください、という誘い方をしているのです。
(……すごくすごく難易度の高いことを言っているのは理解しています!
流行りジャンルの傑作であれば、それももちろんありがたいですが)
作品タイトル:NOVEL DAYS リデビュー小説賞 座談会(第二部閉幕!)
エピソード名:リデビュー小説賞 座談会 #3
★228|創作論・評論|完結|9話|126,227文字
【リデビュー小説賞】, 講談社タイガ, 講談社ラノベ文庫, 講談社ノベルス
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「NOVEL DAYSリデビュー小説賞 座談会」
現在第二部も終了いたしました。
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■参加者
司会:作家 至道流星
講談社ラノベ文庫 編集長
講談社タイガ 編集長
リデビュー賞応募者のプロ作家の皆様
■開催概要
講談社が主催する「NOVEL DAYS リデビュー小説賞」についての座談会を開催いたします!
この賞を開催するにいたったの経緯や、現在の出版市況、小説に対する思いなどを、縦横無尽に熱く語っていただきます。
「リデビュー小説賞」の応募資格をお持ちのプロ作家の方々からのコメント、ご意見、ご質問なども大歓迎です。
*応募者や応募検討中の方へのご質問などにもお答えいたしますので、今回の座談会への参加者(書き込める方)は「リデビュー小説賞」への応募資格のあるプロ作家の方に限らせていただく形にて開催してみます。
座談会は、2018年10月18日(木)の16時頃~1週間後の25日16時頃までを予定しております。
リデビュー小説の開催概要はこちらをご覧ください。
https://novel.daysneo.com/award/kodansha001.html
*こちらの座談会は開催当時の紹介です