セリフ詳細

みぎとりさま


個人的な感想ではありますが、人が死ぬ、というニュースがあふれている現在、それでなくても経済上の指標とは異なってみんな生き抜くことだけで精一杯の状態のなか、ともすれば癒やしや現実からの飛翔(あえて現実逃避とは書きません)を求めて小説の世界にたどり着いたとして、そこでもまた、逃れようもない重くて暗い現実であるところの、人が死ぬところ、に遭遇してしまう、というところで、読者自身が現実に直面している「辛さ」みたいな部分を思い出して、現実に連れ戻されてしまう、というような流れがあるのではと思います。


アニメの『君の名は。』でも、ほんとだったらヒロインは死んでいるわけで、そこから主人公の奮闘で生をつなげ、思ってもみなかった再会を果たす、というところが「救い」になっているんだな、と思いながら観ていました。


人が死ぬ、暗いといっても、それだけで難しいということにはならないでしょう。読む進めていて、人の死という暗い現実以上に得られる感動などがあるか、ということだと思います。『君の膵臓を食べたい』とか、人気漫画作品でアニメ化も実写化もされた『四月は君の嘘』とかもヒロインが死ぬ作品ですが、大人気でしたし。

作品タイトル:NOVEL DAYS リデビュー小説賞 座談会(第二部閉幕!)

エピソード名:リデビュー小説賞 座談会 #3

作者名:講談社タイガ公式  kodansha_taiga

228|創作論・評論|完結|9話|126,227文字

【リデビュー小説賞】, 講談社タイガ, 講談社ラノベ文庫, 講談社ノベルス

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「NOVEL DAYSリデビュー小説賞 座談会」

現在第二部も終了いたしました。

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■参加者
司会:作家 至道流星

講談社ラノベ文庫 編集長
講談社タイガ 編集長

リデビュー賞応募者のプロ作家の皆様

■開催概要
講談社が主催する「NOVEL DAYS リデビュー小説賞」についての座談会を開催いたします!
この賞を開催するにいたったの経緯や、現在の出版市況、小説に対する思いなどを、縦横無尽に熱く語っていただきます。

「リデビュー小説賞」の応募資格をお持ちのプロ作家の方々からのコメント、ご意見、ご質問なども大歓迎です。

*応募者や応募検討中の方へのご質問などにもお答えいたしますので、今回の座談会への参加者(書き込める方)は「リデビュー小説賞」への応募資格のあるプロ作家の方に限らせていただく形にて開催してみます。

座談会は、2018年10月18日(木)の16時頃~1週間後の25日16時頃までを予定しております。

リデビュー小説の開催概要はこちらをご覧ください。
https://novel.daysneo.com/award/kodansha001.html

*こちらの座談会は開催当時の紹介です