セリフ詳細

ただし、単に家族が至る所に併存するだけではね、いつでも戦争状態へ巻き込まれてしまう可能性がある。

たとえば、暴力的なトンデモ血縁集団が出現し、近隣の家族に襲い掛かるかもしれない。

そうなるとまさにホッブズのいう、万人が万人を敵とする闘争状態だ。

つーことで、やっぱりロックもね、平和と安全のために、公権力を要請するんだわ。

ちょっと長いが引用してみよう

作品タイトル:「市民社会」と「公共性」あるいは「国家」とは何か?

エピソード名:15 ロック『統治二論』(3)

作者名:千夜一夜読書人  nomadologie

51|社会・思想|連載中|25話|58,896文字

市民社会, 公共性, 社会哲学, 哲学, 思想, 社会学, 政治, 民主主義, 国家

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「市民社会」と「公共性」、及び「国家」について学説を整理しながら考えていきます。