セリフ詳細

ロックは、法をつくる立法権力は一時的なもの(定期的に集まるようなもの)でもよいが、法を人々にキチンと護らせつつ、一方で、破ったヤツに罰を与える執行権力は(当たり前だが)恒常的なものじゃないといけない、と言う。

つまり、法をつくる立法権力と、法を維持する執行権力の2つがね、この政治的共同体には必須なんだ。

ただし、執行権力より立法権力が上位にくるのは言うまでもない

作品タイトル:「市民社会」と「公共性」あるいは「国家」とは何か?

エピソード名:19 ロック『統治二論』(4)

作者名:千夜一夜読書人  nomadologie

51|社会・思想|連載中|25話|58,896文字

市民社会, 公共性, 社会哲学, 哲学, 思想, 社会学, 政治, 民主主義, 国家

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「市民社会」と「公共性」、及び「国家」について学説を整理しながら考えていきます。