セリフ詳細

知らんのか。盛岡の「上の橋の擬宝珠(ぎぼし)」は「慶長14年」という銘が刻まれとるのが8個、「慶長16年」という銘が刻まれとるのが10個あるんじゃ。「慶長14年」と「慶長16年」はそれぞれ「1609年」「1611年」のことじゃからな。江戸の初期から残る貴重な文化遺産なんじゃ。ここまで保存状態のいいのが大量に残っとるのはめずらしいんで、この橋の擬宝珠は「国の重要美術品」に指定されとるんで。

作品タイトル:【乱入自由】今岡英二の「食べ歩き万歳!」

エピソード名:07話① 岩手・盛岡の「鮨懐石 重兵衛」

作者名:今岡英二  eijivocal23

2893|その他|連載中|717話|764,686文字

食レポ, 食通, グルメ, 食べ歩き, コント, 乱入, 美食

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食通としても知られた、文豪・池波正太郎先生はその著書の中で「男の人生というものは、毎日確実に死に向かって歩むことだ。なればこそ今日という一日が大切。今日が最期の覚悟で、日々の酒を飲み、飯を食え」といわれています。
一方で、洒脱にも「てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでもあったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ」とも。

かくの如き、名言を残せるかはさておき、わしも食レポなるものを徒然なるままにしてみんと欲す。


というわけで、どなたでも「乱入自由」、天衣無縫の食レポが、いまここに──開演!

※表紙画像は漫画家の慧亮来さん(https://twitter.com/Kei_AkiraHazime)に描いていただきました!