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あと味が濃い方が、旨みを感じやすいというのもありますな。

そのぶん飽きがきやすくもなるわけですが、

二郎系は野菜で徐々に薄まるので、

そのへん的を射た戦略ともいえましょうな。

個人的には二郎系より家系の方が好きですが(笑)


あと、田口先生がいわれているとおり、

わしの場合は「想像より経験派」ですな。

もっといえば「経験と知識でモノを書く」というのを主体としとります。

もともとわしは、自然と湧き出る泉を持つ天才肌でもないので、

「せめて努力でなんとかなる秀才肌となろう」と志したわけです。


ちなみに若いころのバイト経験は、一つひとつが割と長続きするくせに

まったく別ジャンルのものをなんの躊躇もなく経験しているので

結果、いろいろやっているように見えるというのもあるかもしれません。

変わったところでは、高校時代に造船所の下請け工場(こうば)で溶接関連のバイトをしたり、大学生協の紹介で障がい者の方のホームヘルパーをやったり、現金輸送車で運ばれてきた数十億単位の現金を機械で精査していく仕事をやってみたりと、あまり人がやらないようなバイトをやってますしね。

大学入る前は引っ越し屋のバイトもやっていましたので、変わったものばかりでもないですけどね。

ただ、あまりの働きっぷりに、運送会社の社員から「大学入るの辞めて、このまま社員として働いてくれ」と言われたので、ここでも変わり者ぶりを発揮したわけですが……

結局、そこでは引っ越しシーズンの打ち上げに、「社員+下請け会社の社長+わし」という感じで、なぜか下請けの社員すら呼ばれていない宴席に呼ばれるという形で、締めとさせていただきました(笑)

作品タイトル:【乱入自由】今岡英二の「食べ歩き万歳!」

エピソード名:111話② 水沢競馬場の名物「中華ざる」

作者名:今岡英二  eijivocal23

2890|その他|連載中|714話|761,475文字

食レポ, 食通, グルメ, 食べ歩き, コント, 乱入, 美食

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食通としても知られた、文豪・池波正太郎先生はその著書の中で「男の人生というものは、毎日確実に死に向かって歩むことだ。なればこそ今日という一日が大切。今日が最期の覚悟で、日々の酒を飲み、飯を食え」といわれています。
一方で、洒脱にも「てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでもあったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ」とも。

かくの如き、名言を残せるかはさておき、わしも食レポなるものを徒然なるままにしてみんと欲す。


というわけで、どなたでも「乱入自由」、天衣無縫の食レポが、いまここに──開演!

※表紙画像は漫画家の慧亮来さん(https://twitter.com/Kei_AkiraHazime)に描いていただきました!