セリフ詳細

『はじめは、南部のいけ()かないジジィだと思ってたんだけど、ワイン職人に悪い奴はいないな。不思議なんだ、同じ品種のぶどうを使っているのに、ベルンハルトさんが作ったものは少し渋みのあるワインに仕上がるんだ。作り手によって、仕込み方や熟成方法が違うから、同じ品種のぶどうを使っていても違う味のワインができるんだって教えてくれてさ』

作品タイトル:ふたりの嘘つきさん~嘘からはじまった恋~

エピソード名:#08 私が“レイラ・ドリス・マクレーン” になる![3]

作者名:聖ゆうな  rukiA1119Merci0z

49|恋愛・ラブコメ|連載中|22話|40,408文字

恋愛, 嘘, 戦争, 共幻コン

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それは祖母の一言からはじまった。祖母には文通相手がいる。その相手は、昔、結婚を誓い合った相手。祖母の願いは、自分に万が一のことがあったら、自分になり切って手紙を書き続けてほしいという。祖母になり切って手紙を書き続けていたある日、文通相手が会いに来ると言って!

※写真素材は「足成」さんと「Pixabay」さんからお借りしています。