セリフ詳細

(傍白)

この オバさん ご婦人は、フランス語で話しかけてくれる。

僕が、パパのことを言っても、いやな顔をしなかった!

それに、この飲み物は、とてもいい匂いだ……。


(そろそろと、ココアに手を伸ばす)

作品タイトル:ナポレオン2世ライヒシュタット公/スウィート・フランツェン

エピソード名:第11話 人喰い鬼の子! 私生児!

作者名:せりもも  spielen

23|歴史|完結|35話|49,946文字

萌え, ナポレオン, ハプスブルク家, 家庭教師, 宮廷, (殿下許して)ショタ, かわいい, けなげ, 歴史, 【骨太小説】

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ナポレオンの息子についての、知られざる物語です。彼自身や周囲の人の、実際の言動を元に構成しています。

父ナポレオンの没落に伴い、母の国、そして、父の敵だった国、オーストリアへ引き取られたローマ王フランソワ(フランツ)。新しく「ライヒシュタット公」の身分を与えられた彼は、父ナポレオンを忘れ、オーストリアの皇族として生きるのか。それとも……。

フランツは、2歳で父と引き離され、5歳で、母とも遠く離れて暮らすことになりました。言葉もわからぬ中、たった一人、ウィーンの宮廷に置き去りにされた彼の奮闘が始まります。

①巻では、憎いナポレオンの子、かつ皇帝の孫という、複雑な立場の少年に対する周囲の反感や戸惑い、家庭教師達との攻防(彼はなかなかアレです)などを中心に、その健気な少年時代をご紹介します。


※元となった小説は、カクヨムさんで完結してます。
※パブリック・ドメイン作品を含め、画像の引用元は、最後にわかりやすく表示致します。