セリフ詳細

魔法理論的にいえば、未来永劫な時間も、ほんの刹那の時間も、実のところ大した意味はないものなんだよ。
私たちが生きているこの時間や空間すら、そもそも幻想の産物で成り立っているわけだな。たぶん世界というのは無限大に存在しているものなんだが、それでいて、その存在には大した意味も価値もない。つまり、頑張って生きた末の大往生でも、なんだかワケがわからんまま死んでいたりするのも、本質的には大した違いがあるわけじゃない。
この意味、勇者にはわかるかね?

作品タイトル:勇者の武器屋

エピソード名:第三六話 求道者たち

作者名:至道流星  shidou

46|ファンタジー|連載中|44話|100,060文字

ファンタジー, 勇者

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トークメーカー用として完全新作を書いてみます。
剣と魔法の世界を扱うのは初めてかもしれません。
定期的なアップを試みます。イラストレーターはOMGIMYさんです。
どうぞよろしくお願いします。