セリフ詳細

教育・福祉の最前線から語り継ぐ東北大震災

3月6日(日曜)

陸中宮古・大槌(おおつち)・釜石・陸前石巻・横浜青葉


 奥州を襲った東北太平洋沖地震(2011)に際して、岩手県宮古市・大槌町・釜石市・宮城県石巻市の各現場で奮闘された方々の経験に学び、今後の防災対策を考える講演を拝聴させて頂きました。


(宮古湾・大槌湾・釜石湾・石巻湾は、津波の被災を受け易いリアス海岸です)


④宮古市の障碍福祉(高屋敷氏) 災害弱者の生活を地域全体で支える体制の構築は、震災という特別な有事に限らず、平時においても継続すべき取り組み。

被災者の安全・安心・安定化を促進する「心理的応急措置」の活動。

最低でも3日間を生き抜く衣食住の備えがあれば、援軍到着まで間に合う!


②大槌の復興(三浦副校長) 非常事態の最中で「我慢する力」を身に付けた。

合同仮設校舎での学校再開の経験が、小中一貫町立学園の実現に活かされた。


①釜石の軌跡(加藤校長) 子供達の命を救ったのは…津波防災教育、先達からの伝承(波が退き底が見えれば大津波、各自一人で高台に逃げる)、心の引き出し、地域などの絆、真摯に授業する先生方の知恵・努力であった。


③石巻の避難所運営(岩佐校長) 高齢者・障碍者等を対象とするバリアフリーな福祉避難所(災害弱者施設)は、阪神(1995)・新潟中越(2004)・中越沖(2007)・東北(2011)・熊本(2016)の各震災で開設されて来た。

備蓄は3日だけでは厳しい場合あり、できれば1週間程度を用意して置きたい。

ウィルス対策テントの準備など、今後は伝染病予防も重要な時局になっている。


 ありがとう御座いましたm(_ _)m

作品タイトル:ちがくぶ!地球研究会

エピソード名:2021(令和三)年度

作者名:スライダーの会  slider

62|科学|連載中|44話|274,160文字

短編, 青春, 高校生, エッセイ, シリアス, 一人称, 女主人公, 群像劇, 現代, 一話完結

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 東京 渋谷区の、とある私立学校に「地学(地球科学)部」という部活があり、私達の世界である地球(岩石圏・水圏・大気圏)と宇宙に関して、主に自然科学的な探究を行っていました。地学部の部室である「地学教材室」は理科館4階にあり、地学部で過ごした日々、ベランダから眺めた天地の景色は、部員だった私達の大切な思い出です。

 やがて卒業し、大学に進学するなどした私達は、地学部の理念を継承した活動を続けるべく、渋谷区や横浜市 青葉区の大学を拠点とするサークル「地球研究会」を結成しました。地球研究会は、地理学・地学などを中心に、私達が暮らし生きる世界を学び、その中に存在する自我を見詰める、総合的ネットワークです。

 現在は、ここ「NOVEL DAYS」に公式ウェブサイトを開設し、國學院大学・法政大学・星槎大学などの学生・卒業生らが参加し、論文や随筆を投稿しております。大学の課題レポートとして執筆した小論文も掲載しているので、学業の参考になるかも知れません。アイコン・イラストの登場人物はフィクションですが、本文で取り扱っているのは現実世界のテーマです。


【詳細】

 地球研究会は、國學院高等学校地学部を母体とし、その部長を務めた卒業生らによって、2007(平成十九)年に「地球研究機構 國學院大学地球研究会」として創立された。國學院大学においては、博物館見学や展示会、年2回(前期・後期)の会報誌制作など積極的な活動に尽力すると共に、従来の学生自治会を改革するべく、志を同じくする東方研究会・政治研究会と連合して「自由学生会議」を結成していた。

 主たる参加者が國學院大学を卒業・離籍した後も、法政大学や星槎大学など様々な舞台を踏破しながら、探究を継続している。ここ「NOVEL DAYS」では、同人サークル「スライダーの会」が、地球研究会の投稿アカウントを兼任している。