セリフ詳細

教育演習

6月25日(土曜)

横浜市 中区


 地域社会の現場における広義の教育を、大学院にて議論させて頂きました。


 豊かだが、他者との繋がり、希望あるのか?

情報過多、少子高齢化、様々な課題。現役世代の不遇、子供の貧困。豊かさを求めた先に、個人の孤立・無縁化というウェーバーの予言。国が豊かになっても、個人が幸せとは限らない。


 「居場所」と繋がる自分、他者と助け合う自立・自律。奪い合うのは地獄、天国は分け合う社会。成長社会から成熟社会に。農山村には復元力・強靭性があり、誇りあらば「限界集落」でない。


 市場だけで解決できない、道徳の問題。『集まる場所が必要だ』。全身全霊でなく中途半端でも、できる事をする、そのほうが長く持続可能。分からない事、曖昧を受容するnegative capabilityが求められる。


 共感は、人と地域活動の支えになる。希望は、自分の中から湧き上がる、他者から贈られる、人・物事の間に生まれ皆で分かち合う。各地の具体例、公民館の活用など。


 現在の学校教育(カリキュラム)に対しても、皆様の御意見を拝聴する事ができました。ありがとう御座いました!

作品タイトル:ちがくぶ!地球研究会

エピソード名:2022(令和四)年度

作者名:スライダーの会  slider

62|科学|連載中|44話|274,160文字

短編, 青春, 高校生, エッセイ, シリアス, 一人称, 女主人公, 群像劇, 現代, 一話完結

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 東京 渋谷区の、とある私立学校に「地学(地球科学)部」という部活があり、私達の世界である地球(岩石圏・水圏・大気圏)と宇宙に関して、主に自然科学的な探究を行っていました。地学部の部室である「地学教材室」は理科館4階にあり、地学部で過ごした日々、ベランダから眺めた天地の景色は、部員だった私達の大切な思い出です。

 やがて卒業し、大学に進学するなどした私達は、地学部の理念を継承した活動を続けるべく、渋谷区や横浜市 青葉区の大学を拠点とするサークル「地球研究会」を結成しました。地球研究会は、地理学・地学などを中心に、私達が暮らし生きる世界を学び、その中に存在する自我を見詰める、総合的ネットワークです。

 現在は、ここ「NOVEL DAYS」に公式ウェブサイトを開設し、國學院大学・法政大学・星槎大学などの学生・卒業生らが参加し、論文や随筆を投稿しております。大学の課題レポートとして執筆した小論文も掲載しているので、学業の参考になるかも知れません。アイコン・イラストの登場人物はフィクションですが、本文で取り扱っているのは現実世界のテーマです。


【詳細】

 地球研究会は、國學院高等学校地学部を母体とし、その部長を務めた卒業生らによって、2007(平成十九)年に「地球研究機構 國學院大学地球研究会」として創立された。國學院大学においては、博物館見学や展示会、年2回(前期・後期)の会報誌制作など積極的な活動に尽力すると共に、従来の学生自治会を改革するべく、志を同じくする東方研究会・政治研究会と連合して「自由学生会議」を結成していた。

 主たる参加者が國學院大学を卒業・離籍した後も、法政大学や星槎大学など様々な舞台を踏破しながら、探究を継続している。ここ「NOVEL DAYS」では、同人サークル「スライダーの会」が、地球研究会の投稿アカウントを兼任している。