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甘い人生観の打破

7月7日(木曜)

埼玉市 中央区(与野市)


 七夕という良き日の今夜、新仏教の講演を拝聴させて頂きました。以下、講演内容の要約を書かせて頂きますが、現代の地球世界では未だ科学的に検証されていない事柄(教団独自の見解)が含まれます事、(あらかじ)め御了承下さい。


 学校教育には、国家の思想が反映される。成功する精神を鍛える経典(明治の『自助論 西国立志編』『学問の勧め』に相当する著書)が、ケニアの学校副読本に採用されている。他方、日本や西洋キリスト教文明を覆う科学的唯物論だけでは、全てを解明できない。宗教的真理の中に科学的真理があり、双方の両立を目指す。宇宙を創造した神の意志を認識せんとする精神の悟りは時空を超越し、地球外との交流を可能ならしめる。


 死後、魂が来世に逝くと信ずる宗教は多いが、胎児にいつ霊魂が宿るかは、キリスト教でもイスラム教でも説かれていない(私達は妊娠9週目ぐらいと考えている)。米国などを揺るがす中絶問題(妊婦の権利と胎児の人権)には、宗教からの意見発信が必要。


 霊魂は進化途上にあり、魂のレベルは生物によって異なる。人間の身近な動物、大きな動物には魂の原型が宿り、人間と関わって学んでいる。畜生道で動物に転生した者は、動物の生き方を経験する事で、人間を再認識する。この点、神道は善悪(天国と地獄)の峻別が曖昧。


 欧米民主制は、全体主義よりはマシだが、神仏の正義を斟酌(しんしゃく)せず、支持者の数だけで判断するマスメディアの正義は要検討。宗教を忌避する割に、妖怪や地獄的物語を好む報道。そのほかウクライナ戦争、同性愛等の自由と責任、ワクチンの副作用(後遺症が隠蔽されているのでは?)など。


 収入よりも支出(半分は借金)が多い国は、会社なら確実に倒産する。宗教も個人も自立し、他者を助けられるようにする。新型ウィルスはあと2年半ほど続くが、現下の諸問題は2020年代に決着が付くだろう。もし西洋の価値観が没落しても、次の価値観を提示できる日本を!


 以上ですが万一、此方(こちら)に上記の内容を掲載する事に何か問題が御座いましたら、仰って下さい。今宵の学びを、神仏に深く感謝申し上げます…合掌。

作品タイトル:ちがくぶ!地球研究会

エピソード名:2022(令和四)年度

作者名:スライダーの会  slider

62|科学|連載中|44話|274,160文字

短編, 青春, 高校生, エッセイ, シリアス, 一人称, 女主人公, 群像劇, 現代, 一話完結

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 東京 渋谷区の、とある私立学校に「地学(地球科学)部」という部活があり、私達の世界である地球(岩石圏・水圏・大気圏)と宇宙に関して、主に自然科学的な探究を行っていました。地学部の部室である「地学教材室」は理科館4階にあり、地学部で過ごした日々、ベランダから眺めた天地の景色は、部員だった私達の大切な思い出です。

 やがて卒業し、大学に進学するなどした私達は、地学部の理念を継承した活動を続けるべく、渋谷区や横浜市 青葉区の大学を拠点とするサークル「地球研究会」を結成しました。地球研究会は、地理学・地学などを中心に、私達が暮らし生きる世界を学び、その中に存在する自我を見詰める、総合的ネットワークです。

 現在は、ここ「NOVEL DAYS」に公式ウェブサイトを開設し、國學院大学・法政大学・星槎大学などの学生・卒業生らが参加し、論文や随筆を投稿しております。大学の課題レポートとして執筆した小論文も掲載しているので、学業の参考になるかも知れません。アイコン・イラストの登場人物はフィクションですが、本文で取り扱っているのは現実世界のテーマです。


【詳細】

 地球研究会は、國學院高等学校地学部を母体とし、その部長を務めた卒業生らによって、2007(平成十九)年に「地球研究機構 國學院大学地球研究会」として創立された。國學院大学においては、博物館見学や展示会、年2回(前期・後期)の会報誌制作など積極的な活動に尽力すると共に、従来の学生自治会を改革するべく、志を同じくする東方研究会・政治研究会と連合して「自由学生会議」を結成していた。

 主たる参加者が國學院大学を卒業・離籍した後も、法政大学や星槎大学など様々な舞台を踏破しながら、探究を継続している。ここ「NOVEL DAYS」では、同人サークル「スライダーの会」が、地球研究会の投稿アカウントを兼任している。