こどものじけん

作者 羽庫ふみ

[学園・青春]

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6件のファンレター

更新中エピソード:「美鈴(ベル)の完璧な世界」
最新話は⑱ 。3/5公開。かなり長くなってきましたが、じわじわと結末に向かっています。

こどもたちの日常におこるプチ事件。日常ときどき不思議風味。長めのエピソードが出てきたので、タイトルから「短編集」を消しました。

※続きを書きつつ、メンテナンス中です。構成など少々変わるかもです。
※ゆっくりとした更新になります。思い出したときに覗いていただければ。
※自分が書けるものを探ったり増やしたりするために取り組んでいる、筋トレみたいな作品です。

ファンレター

物語は次のステージへ

前回続きがとても気になるラストだったので、最新話公開後すぐ読みにきました! 実は私は、もしかしたらみどりちゃんは一貫して他者の目から描かれるのかも…と思っていたのですが、この最新第16話で、初めてみどりちゃんの“内面”が描かれましたね! 作者である羽庫さんがみどりちゃんの内面に踏み込んでいくことによって、物語が次のステージに入った気がしました。とっても読み応えがあって、面白いです!! しかも、今回のラストも、すごく続きが気になる~^^ 「塾」でいったい何が起こったのか? 次回の ... 続きを見る

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事物たちの各視点に対する愛着

最初のエピソードから追っていくと、段々と、現実でこどもたちとなんらかのかたちで関わっていないと書けない物語になっていくのが好きです。登場人物のそれぞれのまなざしが、(ある程度ミックスしていても)モデルになるような出来事や人物がいるんじゃないかな、というくらいに、繊細な感情の機微を描きだしているのですよ、特に美鈴の物語になってから。また、この作品は「こどものじけん」と名指すくらいだからだいぶ「大人としての作者からの視点」が入っているのかな、と思っていたのですが、正しいとか間違いとかを対置させる安易 ... 続きを見る

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「教室」という特殊空間

「美鈴(ベル)の完璧な世界」最新第13話を拝読しました。 前回に続き、「先生」の視点が物語の中に入っていて、ある意味、「先生」VS.「美鈴」という展開が、とても面白いです! 「先生」というのは、「大人」の世界に属しているわけですが、普通の大人とはまた違うんですよね。ふだん「子供」と接しているからか、「子供の視線」というものも持っていて、それが「大人」としての判断力と相まって、独特の存在になるような気がします。「教室」というのはある意味特殊空間で、その中における「先生」と「美鈴」の関係は、会社 ... 続きを見る

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不穏な空気

この作品は毎回、子どもたちの心理の動きが、リアルに丁寧に描かれていて、それだけでも読み応えがあって面白いのですが、今回はそれに加え、一種不穏な空気が教室内に満ちていく感じが巧みで、一層引き込まれました! そしてついに起こる、あること――ごく小さな、でも普通ではあり得ないはずの出来事……。すごく印象的でした。 私はアサヒちゃんに感情移入して読んでいるのですが、ラストで、アサヒちゃんと一緒に振り返って、誰もいない教室のドアを見たような気分になりました。 続きが、とっても楽しみです~(*^^*)

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天才の輝きがクラスに広げる波紋

「美鈴(ベル)の完璧な世界」、最新話まで拝読しました! とっても面白いです! 私は、リアルでみどりちゃんに少し似たタイプの子を知っていることもあり、非常に現実感のある物語として読ませていただきました。 みどりちゃんのような子が日本の学校制度(特に初等教育)の中でうまくやっていくのは非常に困難が伴うと思いますが、うまく学校側のバックアップを得られれば、天才としての強烈な光を放つ。それが美鈴ちゃんのようなタイプの子の心に強烈な負の感情を呼び起こすのは、子供の世界でありながら、サリエリがモーツァ ... 続きを見る

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「美鈴(ベル)の完璧な世界」、更新を楽しみにしています

美鈴もみどりもアサヒも全員の気持ちがわかるから、どっぷり没入して読んでしまいます。 羽庫さんならではの隅々にまで神経と酸素がいき渡った文章は、何度でも読み返せますし、面白いです。最新話は「おお……!」となりました。 本当は「この章が完結したらレターを送りたいな」と思っていたのですが、眩暈がするほど的外れなコメントをお見かけして、なんかもう、我慢できずに……羽庫さん、「ご指摘」は全然正しくないですから!

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