彼女は銀の月――若き王は夜空に嘆き、孤狼は星を探して彷徨う
隣国との間で十年戦争が続く中、父王の死によって王位を継いだエレンは、戦争を終結させるため、単独の秘密外交を計画する。密かに王宮を抜け出し、政敵である宰相に命を狙われながらも、結界師の娘や先々で出会う者たちの力を借りて、彼は進む。若い王は目的を果たし故郷を救うことができるのか――
純ファンタジー風の冒険小説です。
舞台は主に人間が支配する世界であり、ドワーフやオーク、ワーウルフといった異種族もささやかながら存在していますが、ほとんどは人間によって支配あるいは放逐されています。魔法のようなものを使えるのは、ごく一部の人々に限られています。
アクションの中に残酷描写が含まれるのと、虐待や人身売買といった非人道的な行為の描写があるので、読者の推奨年齢は15歳以上となります。
表紙はこちらからお借り致しました(https://www.pixiv.net/artworks/78307691)
ファンレター
「海の民の乙女」にご拝読&コメントをありがとうございます。長らく時間がかかってしまいましたが、ようやく連載開始にこぎつけました。 全部で54話程度の中編ですが、梨華の活躍とロマンスを楽しんでいただけたら幸いです。 ではでは。 2020.11.6 時野みゆ
しばしご無沙汰しております。ようやく「海の民の乙女 ─王妃になりそこなった少女─」本日より連載開始しました。 強く美しい乙女に成長した梨華の活躍を、お時間のある時にでも見ていただけたら嬉しいです(^^♪ 季節の変わり目ですので、真田さんもどうぞご自愛してお過ごしください。 時野みゆ 2020.10.26
「海の民の子供たち」第四章をお読みいただき、ありがとうございます♪ 「彼女は銀の月」緊迫した展開が続いていますね! ディガロが並外れて強いのは、人狼の血を引いているからなのですね。彼の過去には辛いことが多くて切ないです。 エレンにかけられた呪いは超強力で、苦労して探し当てた「魔法使いのおっさん」にも解くことができない。まだ志半ばなのに、彼はこれからどうなるのか……。 では、これから、ハラハラしながら続きを読ませていただきます(^^♪ 2020.8.23 時野みゆ
いつも素敵なコメントありがとうございます。 パソコンが直ったらと思ったら、今度は人間の方が首を痛めてしまい、トホホな状態です。 別にぶつけたとか転んだとかいうわけではないのですが、どうもひどく寝違えたらしく、軽いむち打ち症のような状態で首にコルセット巻いてます。これがうっとおしくて暑い……(-_-;) 真田さんもくれぐれも健康にはご留意くださいませ。
真田さん いつもご拝読と温かいコメントありがとうございます。 実は今、パソコンが不調で使えなくなってしまい、スマホでは長文が書けません。 パソコンが直りましたら、改めてコメントを送らせていただきますね。
隣国エールとの戦いに疲弊していたフランツ王国。亡くなった王の一粒だね、エレン、彼は王の遺言に従いどう戦争を終わらせるのか。 一筋縄ではいかない、抗戦を主張する宰相の存在がすごく気になります。