緋色の月 青の焔

作者 有堂 臨

[歴史]

6

20,741

0件のファンレター

武田・上杉・豊臣・伊達といった名だたる将との絆を築いた類稀な武士・真田幸村は、長く続いた戦国の世を終わらせるべくして生まれたのだろうか。
1567年、武田二十四将が一人・武藤喜兵衛(のちの真田昌幸)の子として誕生した源次郎は、その身にとある秘密を抱えながら育ち、武田信玄から人生訓を、武田家滅亡後に人質として赴いた越後では上杉から武士としての基礎を学ぶ。
織田から豊臣、徳川へと天下人の座が移りゆく中、真田昌幸・信之・信繁は、それぞれ強かに生き抜き、戦い抜いた末に大坂の陣へと駆け抜けていく。
そんな信繁の人生に寄り添い、運命を動かした人物とは。
これは、武士として、人として、人の親として、戦国末期を愚直に生き抜いた日本一の兵・真田幸村の物語である。

ファンレター

ファンレターはありません