「スター・ゲート《運命の扉》」| 遥かなる星々の物語 第一章 No.1

作者 TA-KA

 地球から遠く離れたサジタリウス・アーム星雲地帯で目覚めた7人の研究者達、彼らはこの星雲地帯で新たな元素の発見を目的に、Ardy(Artificial other body)と呼ばれる金属でできた体に意識を転送し、起動を始めた。
 彼らが目覚めた星雲地帯は、数千もの星々が密集する超高圧の空間を形成し、その圧力の影響で新たな元素が存在している可能性が期待される宙域であった。
 探査目的を確認したクルー達は、建造から長い年月が過ぎている探査船の確認を始める。
 アルフレッドと共に確認作業を進めていたマクシミリアンが、探査船に新しく建造したスラスターのフレーム内部にエラーを発見し、そこに在るべき元素、アトミック・ナンバー223(以下AN223)と呼ばれる元素が失われている事が発覚する。
 エラーの出たスラスターは光速移動に必要なため、クルー達は AN223が出現する現在より圧力が高い宙域に移動する事を決めた。
 移動の途中、彼らは美しく、不思議な音色を奏でながら定期周波を放つ彗星に出会い、その彗星が行く先に、新たな惑星系を発見し、彼らはその惑星系に新たな元素の発見を求めて調査する事を決めた。
 その惑星系には、岩石惑星と巨大ガス惑星が存在し、放射線を放つ巨大ガス惑星を調査を進めてゆくと、不気味な音色とともに先日の彗星が近付き、アルフレッド達と惑星の間を通り抜けてゆく。
 すると突然、巨大ガス惑星の中心核が活性化し始め、キセノンガスと液体ウランが核融合が起こると、大量のプラズマを発生し、二つの惑星間に巨大なプラズマ帯を発生させた。
 そして巨大なプラズマ帯の中心に、異常なエネルギーが集中すると、その中心が徐々に開いてゆくき、

アルフレッド達の目の前に、別の宇宙が現れ

スター・ゲート《運命の扉》が開いた。

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