【TRPGリプレイ】這いよる混沌と神我狩【身内卓】

作者 おれぺろ

[ファンタジー]

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現在進行形で行っているTRPG「神我狩」のリプレイ(SS小説)です。
PL発言やダイスロールの描写は行いません。ご了承ください。
左から発言しているキャラクターがそのシーンのシーンプレイヤーです。

TRPG「神我狩」とは、(T)テーブルトーク(R)ロール(P)プレイング(G)ゲームの一つです。

※TRPGってなあに?
TRPGとは普通のRPGがシステム面をコンピューターが管理してくれるのに対して、
ゲームマスター(以下GM)である人が管理してシナリオを進行させます。
プレイヤー(以下PL)はプレイヤーキャラクター(以下PC)になりきって演じます(ロールプレイと言います)。
GMを含むPL数人で机を囲み、ワイワイ雑談しながらシナリオを進めていきます。
ランダム要素の部分はサイコロ(以下ダイス)を振って決めます。
詳しいことは「TRPG とは」でググりましょう。

※神我狩ってなあに?
「神我狩」でググりましょう。冗談です。

「神我狩」とは日本を舞台とした現代伝奇モノのTRPGです。
超常の存在である「邪神(アラミタマと呼ばれます)」たちを同じく超常の力を持った超人「カミガカリ」がバッタバッタとなぎ倒していく中二ソウル溢れる物語となっています。
世界を滅ぼすことを目的とした邪神が起こす事件や超常現象を頭脳で解決したり、物理で解決したりします。
邪神もモノノケや幽霊、機械、混沌より出でしモノなどバラエティに富んでいます。
カミガカリにいたっては人間からサイボーグ、半妖、神霊、英魂などなど幅広い種類がいます。
ちゃんと辻褄を合わせることができるならアーサー王を英魂として召喚し、PCとして使用することも可能です。
また、TRPGのシステム面では他のTRPGより優しい部分(主にダイス)がありますので、
リアルラックのない人にはお勧めかもしれません。固定値は裏切らない。
詳しいことは「神我狩」で検索してください。

以下、今回のシナリオ概要です。

第二次世界大戦初頭。一般には公開されていないが、クトゥルフ復活未遂事件があった。〈邪神密教団〉の企みをいち早く察知した〈アーカム大学〉のカミガカリ、シュリュズベリー教授は大戦の裏側でこれらとの闘争を繰り広げた。教授と、彼に遅れて自体を把握した米軍は、無理をおして“実用テスト”を完了させた新兵器の投入により、終戦とほぼ時期を同じくしてクトゥルフの再封印に成功している。 この大掛かりな復活儀式の失敗以来、〈教団〉に類する邪神崇拝勢力は地下にもぐった。〈教団〉は国家、企業、宗教……あらゆる社会集団の中でひっそりとその勢力図を広げている。近年では、徐々に〈教団〉の活動が表出しており、カミガカリたちがそれらに関連する異形に遭遇する機会が増えているという——。

                   ◆◇◆

これはいまだ非公開・非公式の情報ではあるが、どうやらミスカトニック大学の図書館で“窃盗被害”がでたらしい。かの大学は〈アーカム大学〉……魔道書の研究・管理を行う機関の表の顔である。被害にあった“蔵書”の一部は行方不明のままであり、世に散逸したとみなすのが妥当である。 日本の某市でも魔道書が原因と思しき原因不明の死者と、奇妙な本の目撃情報がでている。各勢力は近日中にもカミガカリたちへこれの調査・解決を命じるだろう。

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