星の彼方 絆の果てⅠ【改訂版】

[SF]

124

30,576

2件のファンレター

《星の彼方》から現れた《原始の民》が、未開の惑星の開拓植民を果たしたとき。やがて数多の星々を切り拓き、その生活圏を銀河系中に広げたとき。複数の勢力に分かれて相食みながら、人知の結実である銀河連邦を樹立したとき。連邦内の格差拡大による大乱が生じたとき。そして銀河系人類悲願の恒星間通信が、ついに実現しようというときーー

 その陰には常に、精神感応的に《繋がる》異能者たち《スタージアン》の存在があった。

 果たして《スタージアン》とは何者か? 彼らの目的は? そして《スタージアン》に対して、ヒトはどう臨むのか?

 銀河系人類千年の歴史を紐解く物語が、今ここに紡がれる。

※縦組推奨。
※『星の彼方 絆の果て【改訂版】』は全六部構成となっています。
Ⅰ:第一部~第三部
Ⅱ:第四部・第五部
Ⅲ:第六部(近日公開予定)
三つに分けたのは、三種類の表紙絵を使いたかったからです!
※他サイトで投稿済作品『星の彼方 絆の果て』(全五部構成)から、公募用に一部・二部を抜粋改稿し、新たな第三部を加味したものになります。
※表紙挿絵は堂道形人様よりご提供いただきました。

ファンレター

これは始まりに過ぎない

前置き:この物語は群像劇である。 レビューを書くにあたり、第一部の主人公を便宜上主人公と記載しています。 第二部 魔女 ~星暦六九九年~ 第一章 覚醒 第一話 祖霊祭(3)まで読了時点でのレビューです。 (DAYSではファンレター) 【物語は】 ある二人の会話から展開されていく。今までどのようなルートを経て、現在地に辿り着いたのか。ここまでにかかった期間など。ここでは男女の会話に対する期待の違いや、差が見えて面白い。(多様性はあるとは思うが) 彼らの目的地はスタージアという惑星。 ... 続きを見る

返信(1)

読み切った!

 N2B細胞という概念。これが大変興味深いです。  この細胞の存在が人を宇宙に拡散させることに成功したとする一面を見れば、実に画期的なこの技術をもって夢のある世界が拡がりゆくように思うのですが、この物語で語られるN2B細胞にはそれだけではない一面もあるようで、のっけからなんだか不穏。  その答えは案外呆気なく判明しますが、この細胞を巡る過去エピソードが気になって仕方ありません。3部で仄めかされているので、「オーグ」の存在や〈スタージア〉のさらに彼方の世界の話なども構想はお持ちなのかな、とは思 ... 続きを見る

返信(1)