悲運の七生報国

作者 松平眞之

[社会・思想]

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 転生を題材にした小説など書けないと嘆いていた時に、しろがねさんから1通のファンレターが届いた。
 その際戴いた「転生と言えば七生報国でしょう」、とのお言葉がきっかけでこの小説の上梓が叶った。
 私事ではあるが、ここでしろがねさんに感謝の意を表したい。
 しろがねさん本当に有難うございました。

 楠木正成の家臣として初の生涯を終え、六回転生を繰り返した七度目の生涯である前世で、主人公の私は帝國海軍中将として敗戦後自ら命を絶つ。
 次いで転生七回目の今世で生じた私の赤裸々な苦難を通して、七生報國の生み出した酸鼻とは何かを問う。

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