風の舞う地

作者 もってぃ

[ファンタジー]

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猛毒の大気〝瘴〟に沈みつつある黄昏の世界グウィディルン。
人々は大地を空に浮かせ島として逃れ、あるいは高地に昇りわずかに残された大地を奪い合って生きていた。

天空の浮き島には、かつて世界を遍く統べていたという巨大帝国の末裔を称する聖王朝があり、西方の地に残されたカルデラにはルージュー辺境伯が六つの邦を束ねていた。

彼の地の力と富とを奪うべく聖王朝はルージュー一族に狙いを定める。


猛毒の大気に沈みゆく黄昏の世界。
飛空船と飛竜による空の戦い。
中央門閥と地方語族との間で繰り広げられる権謀術策。

そんな骨太なハイ・ファンタジーの世界を

〈大貴族の貴公子〉
〈その腹心にして清廉な軍人貴族〉
〈辺境を束ねる辺境伯の御曹司〉
〈中央に異を唱える中堅貴族の学徒〉

 そして……
〈孤児から身を立てた在郷の志士〉

といった若者たちの視点で描く大河ファンタジーです。

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