暗礁上の詠唱・真砂タウンガイド

[SF]

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44件のファンレター

地方都市、黒松県黒松市常世町。
大企業真砂グループの本社と先端半導体部門が移転し、自然あふれる最先端テクノロジータウンに生まれ変わった、通称真砂タウン。
夏休みに転入してきた少女を巡る、ガールミーツガール、ガールミーツボーイ。
一癖も二癖もある真砂会長の孫たちや、バーチャルアイドル仕立てのチャットボット「ナラティブ・リーディング・メロディ」との、夏休みイベントダイアリー。

ファンレター

コラボ曲、完成おめでとうございます!

佐久田さんの歌詞に櫟茉莉花さんが作曲された「暗礁上の詠唱」を拝聴しました~! 楽曲を聴きながら、あらためて本編を読み直しました^^ 最初に読んだときに「応援」しているので、二回押せないのが残念です。第29話は何回でも押したいくらいです。 川本ちゃんのために歌った1番の歌詞と、茉白ちゃんのために歌った2番の歌詞、どちらも佐久田さんのメッセージが感じられる、力強い歌詞だなと思います。特に2番の歌詞がわたしは好きで、「逃げるときは 振り返ってはならない」「緩慢な死より 肌を刺す自由を」「途切れ途切 ... 続きを見る

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創造する力

茉莉花さまとの素晴らしいコラボを聴かせていただき、あらためて一節を読みなおしました。やはり力ある詩です。それ以上に感嘆したのは、読む人間の感性によって、こうも捉え方が変わるかです。 私の音楽センスで脳内だと、JPOP的に無理やり韻を踏むような(失礼)まま。それだって詩の力で格好いいけど、茉莉花さまの旋律に乗ったのを聴けば、圧倒的に強調されるやさしさ、こっちこそ本物だなと感じ入りました。 詩を昇華するのは曲。それが素晴らしき歌になる。片隅で力合わせて作られた感動は、その片隅が居心地いいすべての ... 続きを見る

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34~39話

 メイドさんとご主人様。王道の展開に(王道と解っていても)よっしゃーと、すがすがしい気持ちになってしまいます。私はひねくれている読者なのですが、こういう王道ものって、何か呪いがかかっているの? とでも言いたくなるくらいやっぱり面白いですね。宮様との直球な展開にもニヤニヤ。(そしてその後は脳内で想像してニヤニヤ)楽しかったです!

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面白かったです!

全39話、ついに読み終わってしまいました。 とっても面白かったです(*^^*) 神崎さんが新しい場所で、新しい友達と知り合い、過去と向かい合って立ち直っていくというストーリーが私は好きですし、その友人の中にメロディちゃんのような存在があるところも、「現代の物語」という感じがして素敵でした。佐久田さんの作品はいつも、「現代性」が重要な要素となっている気がします。メロディちゃんの歌う「途切れ途切れの詠唱を/私は拾って助けに行く」のフレーズが感動的でした。 第30話からの番外編、前のレターでも書 ... 続きを見る

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一気読み!

こんにちは。一気読みさせて頂きました! 正直に言いますと、私もリンクを貼りたいが為に一作だけ書きましたが(と言うか形式を利用しただけ)、チャットノベルが苦手で極力避けてきました(汗) でも、佐久田さんのこの物語は、皆様のファンレターを読ませて頂いており、ずっと気になっていました。 「代理ミュンヒハウゼン」「チャット・ボット」「ウーブン・シティ」「セクサロイド」「ひも理論」など、気になって仕方のないワードがファンレターに溢れていたので、恐る恐る読んでみたら……止められませんでした。 ... 続きを見る

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35話まで

 いや、読み出すと止らない。神崎さんの予想以上に辛いバックグラウンドに絶句……。なるほどね、現実にも犠牲になった人はいるでしょうが、これは双方共に辛すぎる病ですね。心の闇が深すぎて、神崎さんが可哀想で……。真砂タウンで、少しずつ元気になって欲しい。そして単にクールなリケジョかと思っていた如月ちゃんにも、こんな辛い家庭環境が。母親が急に居なくなって面会もできない、そのまま亡くなった……、とか心の風穴がブラックホール級。彼女だからやっていけるんでしょうが、これも辛すぎ。(ママハハ側も辛いかも……) ... 続きを見る

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Social & Scientific の真髄だ!

佐久田さん、こんにちは。 なんと本作、終了ですか。本編で考えると、33話ですね。 なるほど、明るい兆し、ですかね。 そして作中作ですが、セクサロイド! まさにSocial&Scientific Fiction。 作風や表現は全く違いますが、世界観としては村田沙耶香的なものを感じました。 性に関する社会的な問題、といいますか。それにサイエンスを混ぜて未来を想像する。 思えば「恋愛支援給付金」の着想から、一貫した問題意識を感じます。 そう考えると、僕がこれまで佐久田さんの ... 続きを見る

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濃密な時間

更新通知が届くたびにいそいそと拝見してきました。 39話までどっぷり物語の世界に浸っていたので、カーテンコールのあとで、あ、そうだった、このお話は作中作だったんだ、と思い出しました(^^;) 『シンデレラの匙加減』いいところで終わっている……! 『量産型セクサロイド・ラズベリー』の世界観もすごく気になります。 物語のなかに、さらにべつの物語が入れ子のように納められていて、こういった構造のお話、とても好きです(*^^*) ここで完結だとは思っていなかったのでちょっとびっくりしました。もっ ... 続きを見る

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NOVELDAYSには面白過ぎる!

第30話からの番外編、すっごく面白いです。感動のあまり勝手にキャッチコピーを考えてしまいました。――「NOVELDAYSには面白過ぎる!」 30話から32話まで、千尋さんの「ツンデレ継母」という新しいキャラにすっかりハマりました。なんだかんだで、実は言いたい放題の波瑠ちゃんもすっごくいい味出してます!^^ 33話ではなんと満面の笑みの波瑠ちゃんが見られて感動でした。それにしても、すごい理論を打ち立てながら、時に右と左があやしくなる南天教授がすごく〝それっぽく〟てリアリティーがありました。佐久 ... 続きを見る

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第29話まで

「代理ミュンヒハウゼン症候群」、あまりの怖さに身の毛がよだちました! しかも、その病名が、小さい頃大好きだった「ホラ吹き男爵の冒険」の主人公の名前から採られているなんて、二重のショックでした…。 すごく現代的なテーマを、エンターテインメント青春物語として描く佐久田さんの物語手腕は、やっぱりすごいなあと思いました^^ 第29話、メロディちゃんが歌う「暗礁上の詠唱」の歌詞は神崎さんの心の叫びを十二分に表現していてお見事!一方、アンコールの『海坊主と玉手箱』は、打って変わって以前の朝ドラ「あまち ... 続きを見る

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32-33話

佐久田さん、こんにちは。 何進法か分からないと答えられない! すごいです。ここまでいくとカッコいいです。 今度僕も実生活で使います。 ひも理論は難しいですね。 このあたりの展開にも、注目しております! 有り難うございました。

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他者の関心をひくためには手段を選ばない……

川本さんや如月さんと同じく、わたしもすぐに検索しました。そして絶句。 代理ではなく、自分自身を傷つけたり病気を装って他者の関心や同情を集めたがる心理が存在するのは知っていましたが、まさかこんなことが。 ひどい。ため息がこぼれます。 ネタバレになってしまうのであまり詳しくは書けませんが、こどもをダシに、というか都合のいい道具のように使って、相手にプレッシャーをかけたり自分の望みどおりに操ろうとするようすが、えげつないです。そうせざるを得ないくらい精神的に追いつめられているのかもしれませんが、 ... 続きを見る

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狂気

闇の深いお話ですね……。書かれる佐久田さんも辛かったのでは……。あり得ないようなことですが、往々にして現実に起こっているのでしょうね。こどもを犠牲にしてこどもの心と体を壊して、自分が救われたいのだろうか……。でもきっと、そうしている親も壊れてしまっているのですよね。悲しいというか、やりきれないというか……。 こんなことになる前に、こどもを道具にする前に、どこかに助けを求められなかったのか、恥でもなんでも、こどもを壊してしまうよりずっとマシだと思うのですが(T-T) でもきっと、茉白ちゃんは吐 ... 続きを見る

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21話 なるほどっ!

「集合無意識に響く音って、わりと木魚のリズムが近いんじゃないだろうか」あーー、なるほど! 確かにそうですね。あの有無を言わさぬ単調なリズムはそんな魔術的な感じもしますね。いつもながら鋭い指摘に、刮目しました。  そしてブッダ・チャットボット。なんだかこれ、受けそうな予感。私アクセスしてみたい! だって、仏様とか実はいろいろ階級とか、仕事内容の違いとかあって、ファッショナブルで面白いですものね。(私、仏教関係SF書いてたのに、今回の内容ほとんど知らなかった)  今回も楽しかったです。

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第19,20,21話

この三話から、佐久田さんの物語技術のすごさを改めて感じました! 19話のラストにおける神崎さんの謎めいた一言。続く20話、花火の轟音の後でさりげなく響くあの音――まるで「世界」が発した微かな不協和音のように……。 あの部分を読んだ時、花火の鮮やかな光の雨と、その直後の一瞬の真空状態のような静けさの中に響く音だけでなく、神崎さん、キーボードを打った姿勢のまま固まる如月さん、更に川本さん、細野パイセン、篠田君それぞれの表情まで、アニメの一場面として脳内にありありと浮かびました。すごいです~!^^ ... 続きを見る

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17~20拝読

 ランチバイキング、とても楽しそうです。個性があっていいですね。私もランチバイキングに行ったら先祖代々(大げさ)の家訓「炭水化物は食べるな(お腹が膨れるから)」をモットーに鵜の目鷹の目で飛び回ります。このメンバーで食べるととっても楽しそう。そして友達とみんなで行く花火大会もいいなあ。皆キャラが立っているから、それぞれの場面での振る舞いの違いを見ているだけで楽しいですね。如月さんと篠田くんの押しの強さにはちょっとびっくりしましたが、これもまた個性ですね。こゆい性格の人々に囲まれて、細野パイセンの俺 ... 続きを見る

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細野くん本領発揮!

ここにきて細野くんの株が爆上がりですね! 癖強めの篠田くんの登場により、意外な(失礼!)細野くんの常識ぶりが発揮されて、みんなをうまくまとめているようで。素直な神崎さんに頼りにされて、まんざらでもないかんじの細野くん、微笑ましいです(*´ω`*) ホテルでのランチミーティング、選ぶ料理にみんなのそれぞれの性格が表れていておもしろいです。わたしは如月さんタイプかも。気に入ったものをひたすら食べてしまいます。釜揚げうどんおいしいですよね~。ネギ、胡麻、茗荷、温玉に明太子! いくらでもおかわりでき ... 続きを見る

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ガールミーツガール ガールミーツボーイ 17話、18話

それぞれいろんな背景や特徴を持つ登場人物たちが交わっていく感じが自然で、ぐいぐい引き込まれます。 それにしても今更ですが、真砂裕氏はモテモテだったの(まさか現役?)ですね。母性本能くすぐるとありましたが、魅力的な人物なのでしょうね……。 茉白ちゃんの背景が少し見えましたが、それに迫る篠田くん……。 一対一のやり取りなら、なんじゃこいつは?! となったかもしれないですが、それが集団(程よい距離感を保っている)のよさなのでしょうか。 茉白ちゃんの抱える辛さも、篠田くんの珍妙なところも、やさし ... 続きを見る

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第18話まで

第18話まで読みました。篠田君、最初は爽やかでいい感じだったのに、神崎さんに対するあのデリカシーのない質問はNGですね~^^; 逆に、今までちょっと苦労なしの金持ちのボンボンっぽくて、いじられキャラ的な扱いでもあった細野パイセンが、意外に気配りのできる性格だということがわかって好感度アップです(*^^*) やっぱり、常識があるっていうのは基本であると同時に、人間として一番大事な部分でもある気がします。 ただ――そうか、細野パイセン、身長が低いんだ…男の子はきっと、周りが思うよりずっと気にし ... 続きを見る

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16話の篠田くん

こんにちは。 いろいろな要素があり、それぞれ面白いのですが、 篠田くんについて書かせていただきます! 篠田くんの主張は、もっともです。 論理性を追求すると、むしろそう考えるしかないでしょう。 きっちり分けたい人なんですね。でもきっと生きづらいです。 グレーゾーンはあくまでゾーンなので、第三の分類ではないのが本来の姿ですが、 きっちり分けようとするから、細分化が進み過ぎてかえって困ってしまうのですね。 分業は人間の生み出した素晴らしいシステムですが、それは今や……。 篠田 ... 続きを見る

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