いつか終わる世界で
──自然が廻り巡り、四季折々の様々な表情を浮かべる紀元前50年のイミタシオン大陸。
その日は初夏、初となる強い勢力の台風が過ぎ去った後日。
四人ほどが住まう小さな村『リューク』。
陽がまだ浅い朝早くから出発した若き少年ユリク=リターナは、収まることがない茶色く濁り荒々しい川の岸辺で傷付きボロボロになりながら横たわる幼い少女と出逢う。
傷付き瀕死状態の少女を抱き上げ、自分の村であるリュークに向かう途中出会す歪で禍々しい存在『魔境種』。
少女の正体・魔境種の真の意味とは一体なんなのか。様々な戯曲が奏でる不協和音。
その指揮者とは一体……。
思惑が見え隠れするイミタシオンでユリクは何を決意し羽ばたくのだろうか──。
ちょいちょい、編集したりします。至らぬ点があると思いますが、宜しくお願いします。
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