ファンレター
マカロン甘いか……
佐久田さんの書かれる、少年少女の奇妙な明るさの中に滲む影のようなものが気になって、『君の名は夕顔』にレターを差し上げたかったのですが、引き続きこちらの作品を拝読して、恋愛って人間が互いの弱さを補い合おうとすることなのかしら、と思い至りました。お地蔵さまから見ると、そんな弱さも狡さも強がりも愛おしいものなのでしょうか……久良木さんの言いっぷりが堪りません!ユーモラスで、爽快で、しんみりしました。素敵な小説を有り難うございました。
絶妙なミスマッチ
お地蔵様とマカロンの絶妙なミスマッチ感が、逆に魅惑的に感じました。 リアルな現代社会と昔話とか、最低で最高な日とか、色んな対比の中で揺れ動く物語。 こういう構図はすごく好き! そして、久良木さんがお地蔵様との交流(リアルな吐露に圧倒されました!)を経て、その心情が物語の冒頭と比べると、見違えるぐらいに晴れやかになっていく様子が清々しかったです^ ^