怨獄の薔薇姫 ~異世界で殺された無力な転生者、復讐のため最強のアンデッドとなる~
四大国の支援を受けた王弟が兄を殺し王位を奪う、というクーデターが起こった小さな王国シエル=テイラ。
少女ルネは10歳の誕生日に王弟派の騎士に捕らえられ、自分が銀髪銀目の忌み子ゆえに捨てられた王女であることを知った。そしてルネは『堕落した王に連なる者』として地獄の如き責め苦を受けた末、ギロチンにかけられた。
首が落ちた瞬間、ルネは思い出した。自分はかつて地球に生きた男・佐藤長次朗であり、神の甘言にたぶらかされてこの世界に転生させられたことを。
そんなルネの前に邪神を名乗る女が現れる。
「憎くありませんか? あなたを半ば騙すようにして転生させた神が」
「憎くありませんか? あなたを勝手な理由で死に追いやった人々が」
「あなたが復讐を望むなら、特別な加護を授けましょう」
ルネは最強最悪のアンデッドとして復讐のため蘇った。
ネームドモンスター"怨獄の薔薇姫"。やがて彼女は世界を……
※小説家になろうよりコンテスト応募のため第一部のみ転載。カクヨムにも投稿。
転載元タイトル『怨獄の薔薇姫 ~異世界転生して幸せになるはずだったのに政治の都合で殺されたので、最強のアンデッドになって復讐します~』
NOVEL DAYSのタイトル文字数制限に引っかかったので改題しています。
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