鬼哭く里の純恋歌 ─天女と龍の系譜─
愛しい者を奪われた鬼。若き聡明な領主と人質同然に隣国から嫁いできた姫君。
天女の末裔と呼ばれる巫女。その少女に恋する異母兄弟。
それぞれの想いが絡みあう、切ない歴史ファンタジー。
戦国の世。若き領主である九条隼人は長年の領地争いに勝利し、和睦の証として隣国の姫・藤音を正室に迎えることになる。
しかし藤音は隼人を戦死した弟の仇と憎み、婚礼の夜に殺めようとする。
心に闇をかかえ、魔に魅入られていく藤音を、隼人と巫女の桜花は救おうとするが……。
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ファンレター
浅葱の話がしっかり描かれていて、それが読了後の僕のこころに響いています。舞台設定と文章に酔いながら全編、読み通すことができました。恋愛の物語として読むと焦がれる気持ちに切なさも溢れてくるけど、復讐というテーマを背負っているのに読後感が良いのがこの作品の良いところだと思いました。続編も、読んでいこうと思いました! 素晴らしい時間を堪能できました、ありがとう!!
「鬼哭く里の純恋歌」は、背景描写や心理描写がきれいに組み合わさって、キャラクターのイメージがよく浮かぶなあと感じています。藤音さんと桜花さんの場合も、色々なシーンから二人のイメージカラーのようなものが浮かんできて、そういう要素が物語にさらに色や深みを与えてくれるなあと感じていました。 また、今日から「羅紗情歌」の連載開始ですね!あれだけたくさんのイラストや写真を集めるのはとても大変だと思うのですが… 応援させていただきます!
コメントありがとうございます!ご指摘の通り、天河石はアナゾナイトの和名です。きれいな響きですよね。 私もひところパワーストーンに凝って、わが家には山ほどブレスレットがしまってあります……。 これからもよろしくお願いします<m(__)m>
鬼の封印が解かれ、危機の中で桜花ちゃんの力が覚醒したところまで進みました。 自分の身もかえりみず、桜花ちゃんを守ろうとする伊織が男らしいです。おじいちゃんも優しくて好きです。 文中に出てくる天河石ってアマゾナイトのことですよね! 私もパワーストーンが好きでブレスレットとか、いろいろ持っています。 この先、物語がどう展開するのか楽しみです。
50話前後を拝読しているのですが、この辺りのさりげない風景描写がとても好きです。 潮騒の音を聞きながら、古い日本家屋とその庭、そこに住む仙人のようなおじいさんが静かに浮かび上がるようです。(また、桜花さんのおじいさんはお気に入りキャラクターの一人です!) 同時に、ここから少しホラーめいた?気配が忍び寄ってくるのも好きです。 また、拙作も目を通して頂いてありがとうございます!私も魅力的で読みやすい小説を書けるよう、引き続き精進しようと思います。。
「わたしを憎んでいてもいい。とにかく、生きていてください」 この台詞に、またその背景にあるものや彼の思考の広さと思いやりの深さに、胸を打たれます。 領主、君主として鏡のようです。少年のように優しい外見の彼ですが、実は一番の男前だなあと思わされます。
いつもコメントありがとうございます。 そうなんです、小鳥の名前は作者と同じ「みゆ」 あとがきにも書きましたが、実は小鳥の名の方が先でペンネームが後です。自由という意味があるんですよ。 残りのお話も楽しんでお読みいただけたら嬉しいです。
完結されたのですね。おめでとうございます! 私は今、桜花ちゃんが伊織のお兄さんに求婚されたあたりを読んでいます。 桜花ちゃんと伊織は本当はお互いに好きあっているのに、なかなか気持ちを言えずにいる。ちょっとじれったいです。 小鳥の名は作者さんと同じ「みゆ」なのですね。 引き続き、読ませていただきます。
奥方さまのキツ~イ言葉に傷つく桜花ちゃん。何も悪くないのに可哀想……。 いつもは巫女としてふるまっているけれど、伊織の前では素直に泣いたり怒ったりできるんですね。 二人の会話が微笑ましいです。
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