黎明の風 流れる雲〔1〕

作者 もってぃ

[ファンタジー]

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【あらすじ】
王淑公国の公孫・簡家に使える徐云は、原伯国の虜囚となった父・簡公孫學文を心配する女主・明璇のために縦横家になることを決め、英邁な章弦君の食客の一人、高偉瀚の門を叩いた。

桃原の都、境丘の地で出会った若者は、それぞれの大望を胸に学問に勤しんでいた。
偉瀚の友で墨家の南宮唐。胡服の兵家・洪大慶とその友で怜悧な遊説家である蕭尊寶……。

自らを〝亡涼の人〟という何捷が同窓となり、彼との友情を育む徐云。

そんな彼らの想いとは裏腹に、時代は大きく動き始める…──。


古代中国(春秋戦国時代)、周礼を意識した架空の中華世界──。
そこに生きる若者たちを中心に描く大河ファンタジー。

〝神仙〟も〝妖魔〟も〝術〟の類も出てきません。人間ドラマが中心の架空の歴史小説の趣となります。



1話当たり1600字~2000文字、3分~5分程で読めます。

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