いくつもの君と、一度だけの舞を。
高校2年生の如月つぐみは、京都に住む叔母からある願い事を頼まれ、京都の女子高『双葉葵学院』に転校した。
その願いとは、学院に百年以上前から続く伝統行事『祓神楽』の舞手候補を務めること。
つぐみの従姉妹は候補にあがった矢先に事故にあい入院してしまったのだ。平凡な自分に突然やってきた“特別な何か”になれるチャンス。つぐみは京都行きを決めるが、その日から得体の知れない異形が現れる奇妙な夢を見るようになった。
慣れないお嬢様学校での生活を始めたつぐみは、生徒たちの中からたった四人しか選ばれない舞手候補の一人になるが――。
ファンレター
ご感想、コメントありがとうございます。
彼女たちの心の機微、ぜひ受け取っていただければ嬉しいです。 物語としてはすでに完結しているものを、加筆したりしながらアップ中でスローな更新ではありますが、今後ともよろしくです!