キラキラ星の歌う夜   速達配達人 ポストアタッカー 序

作者 LLX

[現代アクション]

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戦時バトルアクション。
第四次大戦のさなか、大統領が長期独裁する軍事国家メレテの軍内部では、密かに奇妙な少年の噂が流れていた。
それは使い捨ての少年兵ではなく、付き人が付き、作戦に参加してはサッと姿を消す特別待遇の少年兵。
その少年兵の名はサトミ・ブラッドリー。
何故か銃を持たず、背に1本の日本刀、そして腰に数本のナイフしか持っていなかった。

第11歩兵師団にいたサイ軍曹は、その少年兵の監視役の任務を受けて、彼と共にゲリラに拉致された身重の大統領補佐官夫人の救出作戦に同行する。
その作戦は最初から違和感に満ちて、部隊は政治利用の思惑に翻弄されながら命がけの救出作戦へと山中に突入した。
命令を作戦通りに遂行しようとする大人たちと、その場で作戦変更を申し出るサトミ。
化け物じみた感応力を持つサトミと、それを理解できない普通の人間とのズレの中で、泥沼の様相に陥る夫人の救出劇。

これは「速達配達人ポストアタッカー」という小説の外伝となりますが、主人公の過去の話で独立した話です。単独で楽しめるので掲載しました。
表紙絵、ご @go_e_0000 様

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