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[ファンタジー]
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ある日、目玉焼きを作ろうと卵を割ったら、変なやつが出てきてこう言った。 「おめでとうございます!100年にひとりの幸運の持ち主にあなたは選ばれました!」 だが俺はそれどころではない。 もうトーストが焼けているんだ。早く完璧な半熟の目玉焼きを作らなければならない。 そいつを無視して、とにかく急いで目玉焼きを作る。堅焼きでも半分生でも駄目だ。表面が蒸らされた、完璧な半熟の目玉焼きを作らなければならない。幸運より目玉焼きに集中する青年の話。
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