スピリチュアルな日常

作者 丸川丸

[その他]

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私は、霊感が強いと言われることが多い。
ところが自分自身は、まったくそうは、思っていない。
確かにこれまでの長い人生を振り返ってみると、奇妙な出来事や説明のできない事件などに遭遇したことが、客観的にみても他の人の何倍も多いようだ。
しかし、それが霊感と呼べるものなのかどうかは、疑問だ。
自分の身が何かの感覚や感触、それに刺激などを感じてそれにより確認したという実感がないからだ。

あれっ?あれは何だろう?
今、何が見えているのだろう?
何が起きているのだろう?
不思議だなあ・・・・

と、思っているうちに、その不思議な現象や体験は、何事もなかったかのように通り過ぎている。
「それが、霊感だよ」と、いう人が居る。
その言葉も信じていない。
一応、私は、科学的に物事を研究し、検証して商品化するという実業の世界で飯を食っている。
何かの事象を説明するためには、必ずデータに基づくエビデンスというものが必要だ。
ところが、不思議な現象や事件は、そのデータも残らないし、エビデンスも残っていない。

それなのに「私は、霊感が強くて・・・」などと言おうものなら、自分で自分のビジネス世界での存在を否定しているようなものである。
ならば、単純にその問題を棚上げして経験した出来事を読み物として読んでもらい、後は、それが単なる勘違いなのか、はたまたちょっと頭のネジがずれているのかを判断してもらおうという趣旨でこのタイトルを付けた。

ジャンル的には、何になるのか・・・
これとは、別の“ワンダーランド歌舞伎町”という小説もこのNOVELDAYSに投稿しているのでそちらも読んでいただければ幸いです。

丸川丸

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