ハコニワ

[日記・個人ブログ]

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36件のファンレター

単身赴任中の物語。一人になった自宅で、一人の世界に浸ります。

ファンレター

同好の士?

今回はこちらを拝読させていただきました。 鉄道模型に対する熱い情熱がひしひしと伝わりました。 鉄道模型は見る専門で造ったことがありませんが、小さい頃ガンプラにハマったことがあり、その頃を思い出しました。 作家の森博嗣先生も鉄道模型が趣味ということで、作家の趣味としてはメジャーなのかもしれませんね。 読み進めていくうちに、実際の画像がみたいという思いが募りましたが、最後の方に画像が添付してあり、欲望が満たされました。 ですが、人の欲望とは際限ないものでして、今度は動画が見たくなりまし ... 続きを見る

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箱庭。

いやー、90年代、河合隼雄先生が村上春樹先生の小説に対し論壇誌で「父性の復権を」みたいなこと書いて論壇のさまざまなところで炎上していたのを思い出しました。文化庁長官になったので筒井康隆先生を受賞させたのだ、みたいな逸話も残ってますね(これらの話はWikiにはないかもしれないですが)。 箱庭って言ってハコニワつくっちゃうの、良いですよね、パワフル!! ユングも哀しみのなかで箱庭をつくったエピソードなんてのもありますが、ともかく、ハッピーエンドですよね、よかったよかった。おっと、そろそろメリク ... 続きを見る

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4話まで

多くの方がファンレターを寄せていらしたこの作品、ついに読ませていただきました。まだ4話ですが、とても面白いです。 最初は息子さんのためだったのに、だんだんお父さんの趣味の部分がふくれあがり、どんどんこだわりがエスカレートしていく様が、私自身にはこうした趣味が全くないのにも拘わらず大変興味深かったです。 「古来より大人とは、子どもを使って自分の理想を遂げようとするもの」だと言いながら、さりげなく息子さんに意見を求めたり、また、「仕事しろ、こら」とか「家族に疎まれる粗大ゴミ」などの自己ツッコミが ... 続きを見る

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秀逸な最終話

ラストまで読みました! ずっと面白く読ませて頂きましたが、最終話でガラっとイメージが変わったような印象。単なる「オタク物」ではなかったのですね。この最終話があるからこそ、全体が引き締まっているような気がします。秀逸なしめくくりです。 特になるほどと思ったのが、十分輝いているように見える(少なくとも私には)村山さんでさえも、本当は心の闇を抱えていたということ、この「ハコニワ」制作がいわゆる箱庭療法を受けたのと同等の効果をもたらしていうということ。人はこんな風に何かに没頭するとき、心の奥底にたまっ ... 続きを見る

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ギャラリーハコニワまで

これすごいですよ! まだ作業中という文面ではありますが、空白地帯がほとんどないじゃないですか! 村山さんがいかに情熱を注いだか、伝わってきます。縮尺等も統一されていて、完成度が高いですね。私が模型店で見たレイアウトはもっと残念な感じでした。それだけ手を掛けられたということなんでしょう。 牧場、ビニールハウスといったストラクチャーの選び方もいいですね。高圧鉄塔の存在も、リアル感をうまく出しているような印象。 あと、「湘南色」と言われて分かってしまう自分にも苦笑してしまいました^^。

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20話まで

ジオラマとレイアウト、創造神と破壊神、職場で勃発する小さな冷戦……今回もユーモアたっぷりの文章にやられました(笑)! なるほど、実際に作業を進める中では空き地として残ってしまう部分が出てきそうですね。でもそこを、子供たちの笑顔を想像しながら小さな公園で埋めて行くアイデアが素敵です。池のほとりの神社も、なかなか捨てがたいアイデアだったと思いますが。 人形を置いていくと、一気に「生きた」町になりそうですね。 しかしここまでの力作、お子さんたちの手が入る時も、そしてお引越し後も無事でいられるのか ... 続きを見る

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堂々の完結

余韻ある最終話でした。 文中の「それはそれで、新しい問題も生まれるのだけど」が心に迫りましたね。仕事でも私生活でも、問題が片付けばまた別の問題がやってくるもの。(或いは問題は片付いていなくて、ただ単に古くなったり慣れてしまっただけかもしれないけど) レイアウトは計画的に作られたと思いますが、村山さんの無意識はそこかしこに滲んでいますよね。だって「ハコニワ」ですから。単身赴任中、「ハコニワ」に没頭できたことは心のリフレッシュに繋がったと、読んできて感じました。そしてそれを殊更に美化したりせず、 ... 続きを見る

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11~15話まで

ユーモアあふれる文章のお陰で、終始ニヤニヤしながら読み進めました(笑)。 どれだけ細部にこだわって作られたかが、本当によく伝わってきます。そうそう、「ブラタモリ」のお陰で私も地形に目が行くようになりました。水の流れって町の形成にも大きく影響しているものですね。今は暗渠化されていても、ここに川があったと想像すると、一気に土地の高低差の理由が見えてきて、さらには昔の風景が見えてくることもあります。 しかし、それをレイアウト作りにまで応用していく村山さんはすごいです。お子さんたちとの交流の場面も、 ... 続きを見る

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10話まで

「ノロけながら話すお前は、模型仲間ではない」に爆笑しちゃいました。「自己肯定する自分が微笑ましい」、「計画性の高さを自らに誇る」といった表現も秀逸です。これはキレッキレの冴えた文章ですね。 そして模型の方も、すごい完成度の高さになりそうな予感。こだわりのポイントが出てくるたびに、なるほどと思いました。 模型店のレイアウト、私が見たものは線路以外の風景にはさほどこだわっていないものも少なくなかったです。縮尺やテイストがバラバラだったり、せっかく昭和の街並みを再現しているのに、町の真ん中に巨大な ... 続きを見る

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第10話まで読みました。

こんばんは。『ハコニワ』、僕があまり知らない(まったく知らないわけではないけど)世界が描かれていて、その描写が丁寧で愛にあふれていて、気持ちよく読めました。やっぱNゲージなんだよなぁ、ってしみじみオタク心が揺さぶられました! 引き続き、読んでいきますね!!

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私も作りたい

5話まで読ませて頂きました。私ももともと手作りが好きで、こういう文章を読むと作りたくてうずうずしてきちゃいます(笑)。 息子が小さい頃、やはり鉄道模型が好きで、ときどき「P」(←たぶん同じ系列だと思うのですが)ほか、いくつかの模型店に行き、レイアウトを借りて走らせていました(自宅に作るのはやっぱり躊躇があったので)。夫が付き添って行ってくれる時は良かったんですが、私が付き添いの時は「脱線」等のトラブルに対処できず、いちいちお店の人を呼ぶなど大騒ぎしまくり……「鉄オタ」のお兄さんたちは意外と紳士 ... 続きを見る

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「ああ、日常」に続き…

第27話の、青ざめていた息子さんの、心やさしさに感じ入りました。そして最終回、心理療法であることは知っていましたが、村山さんの文を読んでいくうちに、「愛」というようなものに、唐突ですが、ハッと、気づかされました。 ギャラリーで、その精密さを見た影響もあるかもしれませんが、その後の最終話までを追っていくうちに、あ、この世界は愛おしい、愛すべき世界なんだ、と、確認するような気持ちになりました。 心理学のことはよく分かりませんが、現実に生きている世界に、大抵の人が「飲まれて」、人を恨んだり、妬んだ ... 続きを見る

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ギャラリーハコニワ

思いのほかガチ、思い描いていたイメージより3.5倍ほど密で盛り沢山でした! 個人的には、地主の藁葺き屋根の平家建がツボです。この手の古い家がここらへん一体を所有している、地主あるある……。 躍動感ある車両と、色彩豊かな活気あふれる風景に驚かされました。 こんな広さも高さもあるハコニワを、転勤時にどうやって運んだのでしょうか……謎です。

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22話まで

21話の「この街、電気はどうしている?」「架線柱にこだわっていたのは、誰だ?」に吹きました。村山さんは真剣なのにゴメンナサイ(笑)「架線柱」は村山さんの簡単には譲れなさそうなこだわりポイント、ずっと気になっていたのですよ。 22話!周りを気にせず、好きなものを好きと言える!良い時代になりました(感無量) 村山さんの狼狽(?)振りが畳みかけてきて、すごく面白かったです!ラストの「よし、作るぞ!」に私もパワーを貰ったよう。 私も「よし、作るぞ!」

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21話まで

昔「シムシティー」とかいう、町づくりのファミコンのゲームがあったと思うのですが、15話のタイトルのように、村山さんの実践もほんとに町づくりですね。 時折顔を見せる息子さんが、微笑みを誘います。 それにしても、この繊細な作業、現実の町づくりをする行政の方々も参考にしてほしいですね、日本の町並みって、イメージですけど、美しくないというか、行き当たりばったりに作りました、という感じで…。古い建物なんかに対する、「よく頑張って建ってきた」的な畏敬の念のようなものが、弱いような気がします。新しくて綺麗 ... 続きを見る

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ハマの球団

ちょっと横道に逸れますが、もしかして星印のチームですか? あの球団、自分も気になって…。 本文と関係のないところ?が気になって、すみません。 つかみどころがないのが、すごい魅力のハマの球団で…

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18話まで

実は私も、この作品を最初読んだとき浮かんだ言葉は、「プラレール……?」挑発的態度をとっていたことをここにカミングアウトします。 読み進めるうちにこれは断固として「レイアウト」という村山さんの譲れない戦いがあり、「ジオラマ」もNGということに冷や汗。マニアの地雷というものを、素人はうっかり踏みそうになりますね。(笑) 18話のコロナ前の職場の雰囲気が、遠い昔のよう。ウチにも、もらい受けたプラレールの残骸がありましたね。すでにあちこちレールが不足していたものをもらい、息子に「直して」言われて遠い ... 続きを見る

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箱庭、素敵ですよね!

こんにちは! 鉄道模型の世界はあまり詳しくないのですが、フィギュアを飾る用にジオラマ世界を作ってみたいな、なんて思い、ミニチュアの木とか芝生シートとか買ってきたのに、ずっと放置してます…。村山様のお話を参考にさせてください!

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初めて見る鉄道模型の世界

最新話まで拝読しました。鉄道模型というのは、自然物や街並みまで含めて形作っていくものなんですね。これらを「レイアウト」と呼ぶとは初めて知りました。街が少しずつ造られていく様子、シムシティのようだなと思いました^^ わたしは鉄道にはまったく詳しくないですが、亡くなった母方の祖父が国鉄マンでしたので、遺品の鉄道グッズを母が大事にしていました。D511161のナンバープレート(ミニ)をよく見えるところに飾っていましたよ^^ 真鍮製(おそらく)の同車両模型もあり、なぜか改札鋏も飾っていました。 ... 続きを見る

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やっぱり面白い

どこまでも書き続けてほしいです。 子どもの頃、バスや電車の運転手が、何気になぜか興味深く、じっとその操作や動作を見たりしていました。村山さんの「ハコニワ」を読む自分は、そんな童心の頃のような感じかもしれません。 スヌーピーの4コマ漫画で、女の子が雪だるまを一生懸命作っては、蹴飛ばして破壊し、またせっせと作っては破壊し…を繰り返していて、弟に「なんでそんなことしてるの?」と訊かれ、「創造神と破壊神の間で揺れ動いているのよ」みたいに答えていた場面を思い出したりしました。 創造の神様(?)はあっ ... 続きを見る

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