赤の系譜~飛び方を知らない鷹を空に放つは、紅の竜~

作者 高間真

[ファンタジー]

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2件のファンレター

過酷な境遇のなかで生き抜いている少年の運命は、流れ者のふたりと出会って回り出す。禁忌の竜が歴史を変えていく物語

大陸の北の最果てにある「トーラ王国」。
そのさらに北限の街で、孤独な少年と流れ者のふたりは出会いを果たす。
大陸の覇者「ディアムド帝国」から逃れたふたりの抱える秘密。
孤独な少年が知らない、自らの秘密。
帝国最大の機密である「竜」、そして、竜騎士たち。
誰が敵なのか。
何が目的なのか。
陰謀渦巻く大陸の歴史が動くとき、少女は過去を断ち切り、少年は空を手に入れる。

異世界大河ファンタジーです。

表紙はエブリスタ作家である内田ユライさまの作品です。
(ホラーもファンタジーも、イラストも1級品!)
https://estar.jp/users/897367925
尊くて最高すぎて心が震えます……




ファンレター

超長編!

高間さん、こんばんは。
少しずつですが、拝読しております。
ファンタジー系で実のところ馴染みがなかったのですが、読みだすとこれがもう、たまりませんね。
レヴィアの不遇に救いの手を差し伸べるアルテミシア。この二人の構図は、羊介と萌黄お姉さんを思い出します。

しかしもちろんそれだけではない構成。
各人物のみならず地理、歴史、そして言語、
更には竜の生態まで巧妙に作り込まれていることに感動しました。

「回り出す歯車」の章まで拝読しております。

ゆっくりペースになると思いますが、きっちり読ませていただきます。
よろしくお願いいたします。

返信(4)

な、なんとなんと!
もうそこまでお読みいただいたのですか!
実は、今ちょっとずつ書き直しているのです。
というのも、今さら気がついてしまったのです。
「アルテミシア」が呼べないのに「アルバス」呼べるの、おかしくないかな?って。
RとLの違いとごりごり押すこともできますが、青竜の名前をロシア語の「青」からもらって、「スィーニ」に直しています。
そんなに加筆修正はしていませんが、ちょこちょこと。

それでも、とっても嬉しいです。
この物語が書きたくて、投稿サイトにお邪魔させていただきましたので。

 「環境が違うと、同じものでも違う性質を持つ」

竜の性質が異なったように、国家の文化背景が違うと、同じものでも違う景色が見えてくる、というのがテーマの物語です。
お付き合いいただけて、こんなに嬉しいことはありません。

流星群のように、感謝を贈りたいです。
おお!
実はその言語に関する作り込みに、特に強い感銘をうけたのです。

加筆修正も日付が表示されるので、最新を追っていきます!

高間さん、ご無沙汰しております。
表紙が、素晴らしくファンタジーな印象のものに変わっていて、思わず読み直し始めました。
あらすじは知っているので、イラストの的確さが光っているなあ、と思います。レトロ感もあってより良いです!
以前の竜を模した紋章のような表紙は「国家」を感じられて、それも良かったのですが。

これは加筆修正も完了! という意味でしょうか。このまま再読していこうと思います。
村山 健壱さま
ごぶさたをしております。
そうなのです!イラストをちょうだいしたのです!
拙い点もあり、実力不足もあり。
歯がゆい気持ちは変わりませんが、一応、書き直しは終了いたしました。
またお尋ねいただければこれほど嬉しいことはありません。
私生活で子どもと関わる仕事を増やしてしまって、あたふたしております。
最近やっとなれたので、少しずつまた書いていきたいなと思っています。
村山様からのお手紙は、いつも本当に勇気をいただけます。
ありがとうございました!