冬の梅

作者 銀狼

[現代ドラマ・社会派]

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戦後間もなく、寒村で生まれた主人公の娘は、貧しい家を助けるために中学を出るとすぐに芸者置屋に売られていく。やがて一人前の芸妓となり、花柳の華になるか身請けという名の籠の鳥になるか二者択一を迫られる。翻弄された末、仏性に助けられた主人公がつぶやく。「もう一度、故郷の、あの血の色をした海の夕焼けが見たい…」
※この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは 一切関係ありません。
※辛く悲しいお話しですが、滅びの瞬間に煌めく愛を感じて頂ければ幸いです。
※残酷なシーンが出てきます。苦手な方はスルーして頂ければと思います。
※書影出典はアトリエに。

ファンレター

こんにちは

こんにちは。久しぶりですね。どうされついるのかとは思っていました。

きれいな小説ですね。リアルな描写に驚きはしましたが、やはり素敵な物語だと思いました。いろいろな場面が、読みながら浮かんできました。辛い人生でしたが、死ぬまで愛を貫いた二人に感動します。

返信(1)

お久しぶりです。現在、長編にかかりっきりで、作品を読む時間が取れなく失礼しております。
今回は早々に拙作「冬の梅」を読んで頂きありがとうございました。また、温かいご感想まで頂き感謝いたします。
多くの方ではなく、たった一人でも、閉ざされようとする世界に光を見出すことができればと思い書いたものです。
急に寒くなってきましたね、どうぞご自愛くださいませ。