幾望の色

作者 西薗蛍

[ファンタジー]

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 子供の頃、一度だけ目にした不思議な花がある。祖母が持ってきてくれた、小さな小さな白い花。わたしが触れるとぼんやり白く光り、指を離すと光が消える。まるで魔法のような不思議な花だ。

 ――祖母との約束を果たすため、少女は旅に出る。
 わずかな記憶を頼りに、魔力を持たない少女が"魔法のように光る花"を求めてヴィリディアン王国を巡るお話。

ファンレター

祝・完結

この度は『幾望の色』完結、おめでとうございます。魅力的なキャラクター、繊細で鮮明な描写、緻密な設定、愉快なエピソードと輻輳した伏線……一話ごとにドキドキを募らせながら物語の世界を堪能させていただきました。ただただ感謝です。そして作者様の罪作りなこと! あっちもこっちも「この後の二人はどうなったの!」とジリジリさせられるカップルがいて、歯がゆさが止まりません。やっとのこと若葉マークがついたメルリアとクライヴさんも、関係性としてはこれからだよなぁ、しょっぱなから遠距離恋愛で大丈夫?とか、若葉マーク以前のミスルト―の若者の青春物語も。ネフリティス師匠のところも気になるし(師匠、ワーカホリックな人だから)、シーバのフィリス嬢のところは……ああ、お父さんが今日も何かをやらかしていそうだ。そして勿論、エルヴィーラ嬢とシャムロックさんも。優雅なお屋敷の、しっとりとした大人の恋愛模様かと思いきや、何気に三角関係?……あれ?、シャムロックさん?? めちゃくちゃ心配されてますよ?
本当に、楽しい物語でした。丁寧に丁寧に心のあやをすくいとって語られるストーリーテリングが大好きでした。
まだまだ『幾望』ワールドでもお話は続きそうですが、一方でまた新しい物語が生まれるのも楽しみです。
ありがとうございました。心からの感謝と敬意をこめて。

返信(1)

ありがとうございます!なんとか完結まで投稿することができました。
とても嬉しいお言葉をありがとうございます…!
シャムロックとエルヴィーラに関しては、基本的に安泰だと思います。(一時的にエルヴィーラの中でメルリアの方が優先順位が高くなったり、シャムロックがエルヴィーラに(意図せず)乙女心が分かってないような事言わない限り……)
ありがとうございます。クライヴとメルリア、シャムロックとエルヴィーラの話は、今後続けて書いていきたいし、何かの機会にまた公開できたらいいな、と思っています。欲を言えば同じ世界観の、他のキャラクターが主人公の話も書きたいなあとか…できたら…いいなと…!
こちらこそ、最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!